こんにちは!
カッコいいとは何か日々考えているSekineです。
今回は「新井賞」と言うものを見ていきたいと思います。
新井賞とは?芥川賞や直木賞との違いは?
芥川賞や直木賞と言うのは本を読まない方でもよく耳にしているものだと思います。
そんな中、注目されているのが新井賞と言う賞です。
私は初めて聞く言葉だったのですが、本好きの間では馴染みのある賞のようです。
調べてみると、新井賞とは芥川賞や直木賞と違って公式のものではなく、有楽町にある三省堂と言う本屋さんの店員さんである「新井さん」が勝手に表彰した賞だということです。
しかし、なぜ一般の書店員さんがつけた賞がこれほど話題になっているのでしょうか。
コメントなどを拝見していると、私たちの目線で作品を選んでいることが一番なのかもしれません。
噂によると、芥川賞や直木賞をとった本よりも売り上げがあった作品もあるそうです。
大きな違いとしては、プロの目線での評価と私たち一般の目線からの評価の違いがここまで注目される要因になったのかもしれませんね。
実際に芸人で作家の又吉さんは新井賞についてこのようにコメントしていました。
「有名な作家さん、いわゆるプロが選んだ作品とは違う視点、いわゆる身近な感覚でおもしろいという基準で選ばれているから」
新井さんの本への熱意が伝わっているのか、新井さんに読んでほしくて作家さん自ら新井さんの元へ足を運ぶ方もいるそうです。
新井賞は芥川賞や直木賞と同じで年2回発表されるそうです。
発表も同日の夜だそうですので、今後は新井賞にも注目して見てみてはいかがでしょうか。
個人的な意見としては、芥川賞や直木賞を受賞した本は難しく本初心者にとっては読みづらいかもしれません。
しかし、新井賞は私たち一般向けの本を選んでくれるので初心者としても入りやすいかもしれませんね。
新井賞の生みの親とは誰?新井見枝香さんとはどんな人物?経歴は?プロフィールは?
それでは、芥川賞や直木賞に負けない新井賞を作ってしまった書店員の新井さんとは一体どのような人物なのか簡単に見てみたいと思います。
新井見枝香さんプロフィール
・氏名:新井 見枝香 (あらい みえか)
・出身:東京都台東区
・血液型:A型
三省堂にはアルバイトとして採用され、正社員になっているそうです。
そこからわかる通り、とても本が好きだということがわかります。
新井賞に選ばれた本は必ず売れる?なぜ?理由は?
噂によると、新井さんに選ばれた本は必ず売れるということです。
そのため、作家さんが新井さんに売り込みに来ることもあるそうです。
なぜ売れるのかと言う理由は、私なりに考えてみましたが、一般読者の立場に立った選定だからではないでしょうか。
以前、直木賞をとった本を読んだ時、私的には少し難しいなと思いました。
それに対して、新井賞をとった作品は本を読み慣れていない私の印象としては、とても読みやすいという印象を受けました。
このように、新井賞は比較的読みやすく、本になれていない人からしても手に取りやすい作品を選定してくれているということから売れるのではないでしょうか。
新井賞に受賞した本は?何?
ここでは、実際に受賞した作品を紹介したいと思います。
<第一回>[ 対象期間 ]─平成26年/2014年上半期
「男ともだち」 千早 茜
<第二回>[ 対象期間 ]─平成26年/2014年下半期
「イノセント・デイズ」 早見和真
<第三回>[ 対象期間 ]─平成27年/2015年上半期
「朝が来る」 辻村深月
<第四回>[ 対象期間 ]─平成27年/2015年下半期
「坂の途中の家」 角田光代
<第五回>[ 対象期間 ]─平成28年/2016年上半期
「やがて海へと届く」 彩瀬まる
<第六回>[ 対象期間 ]─平成29年/2017年上半期
「貘の耳たぶ」 芦沢 央
<第七回>[ 対象期間 ]─平成29年/2017年下半期
「砂上」 桜木紫乃
<第八回>[ 対象期間 ]─平成30年/2018年上半期
「ののはな通信」 三浦しをん
<第九回>[ 対象期間 ]─平成30年/2018年下半期
「ダルちゃん」 はるな檸檬
<第十回>[ 対象期間 ]─平成31年・令和1年/2019年上半期
「三つ編み」 レティシア・コロンバニ
<第十一回>[ 対象期間 ]─令和1年/2019年下半期
「ライオンのおやつ」 小川糸
どの作品もとても読みやすい本になっているので、ぜひ読んでみてはいかがでしょうか。