地球にはまだ解明されていないことがたくさんあるのをご存知でしょうか。
身近なものでいうと、薬がない病気などもそうですよね。
大きいものでいうと、宇宙もまだ何も解明できていないのが事実ではないでしょうか。
宇宙の先には何があるのか、宇宙はどのようにできたのか、何もわかっていませんよね。
謎は宇宙だけでなく、海底にも存在しています。
深海生物などはいまだに解明できていないことがたくさんあるそうです。
そこで、今回紹介するのは魚類では最大種に分類されるジンベイザメに関することです。
何と今回研究で判明したことが、ジンベイザメの寿命が130歳であることがわかったそうです。
そこで、ジンベイザメについて簡単に調べてみたいと思います。
ジンベイザメの寿命が130歳と判明?!理由は?水族館では?

引用:https://jimbee.jp/wp/wp-content/uploads/2017/06/8560736_m.jpg
水族館に行ったことがある方なら一度は見たことがあると思いますが、ジンベイザメは体長およそ18メートル、体重は最大で19トンにもなると言われています。
そして、今回の研究で寿命が130歳あるという研究結果が出ました。
今まで、ジンベイザメは謎の多い生物として知られており、世界中で一体何匹いるのかすらわからないそうです。
専門家いわく、もともとサメの歳を推測すること事態難しいことだそうです。
これまでサメの歳を推測してきた部分と言うのが標本の脊椎の輪から推測していたそうです。
しかし、その方法が本当に正しいのかは不明だったそうです。
ジンベイザメの寿命特定方法は?
実際に、ジンベイザメの歳をどのように測っていたのか調べてみました。
ジンベイザメの大きさを測るために科学者チームは、ここ数年間ジンベイザメがよく集まってきている場所へ出向きました。チームの一員、ノバ・サウスイースタン大学の大学院生Cameron Perryさんはジンベイザメとモルティブで何度もダイビングしてきたそうです。巻尺とレーザーメジャー、カメラを携えて、いざサイズの調査です。チームは44匹のジンベイザメを選んで追跡。ほぼ10歳ほどの若いジンベイザメたちです。新しいサメと戻って来たサメは、体の柄で見分けます。
そして体長データを数学的モデルに入れ込み、過去の調査と照らし合わせ、一定の大きさではどれくらいの歳なのかを推測します。するとオスのジンベイザメは25歳で十分に発達した大人となり、130歳まで生きるということがわかりました。もちろんジンベイザメが長寿だということは、これまでにも知られていたことですが推測範囲としては79歳から174歳と曖昧なものでした。
この測定方法が確立することでこれまで捕獲して殺して調べるということがなくなるので環境面でも配慮できますよね。
ジンベイザメの長寿の謎がわかれば、私たち人間にも応用できる時代が来るかもしれませんね。
ジンベイザメとは?特徴は?
簡単にジンベイザメについて紹介したいと思います。
ジンベイザメはかなり珍しい魚だと私は思っていたのですが、調べてみると、熱帯や温帯、亜熱帯など広い地域に生息しているようです。
水族館で見てもわかりますが、特徴はやはり大きな身体ですよね。
全ての魚類の中で一番身体が大きいとされており大きいものになると体長は14メートルにもなるそうです。
そのほかに特徴をあげると、背中の白い斑点模様が印象的ですよね。
また、「サメ」とついているので肉食系なのかと思ったのですが、意外にも主食はプランクトンでプランクトンの多く生息する海面付近にいることが多いそうです。
そのため、船から見る事も多いそうですね。
ジンベイザメはまだ謎の多い生物だそうで、繁殖に関しても詳しいことがわかっていないそうです。
一説によると、繁殖は数年に一度しか行わないそうでジャイアントパンダのように繁殖力が低い生物だそうです。
しかし、身体が大きいことから天敵が少なく長生きする生物なので問題ないそうです。
ジンベイザメと他のサメの違いは?比較!

引用:http://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/2/a/2a4b9def.jpg
温厚なジンベイザメですが、他のサメと何が違うのでしょうか。
調べてみると、よく水族館などで飼育されているサメたちの寿命はおよそ15年~18年だそうです。自然界でも寿命はおよそ25年程だと言われています。
意外だったのが、水族館で飼育されているほうが短命だということですね。
人に見られることなどでストレスがたまるのでしょうか。
ホホジロサメはおよそ70年程の寿命があると言われている。
そう考えると体の大きいサメは長寿だということがわかりますね。
ジンベイザメのエサは?一日に食べる量は?

引用:http://www.kaiyukan.com/connect/blog/efb87cb711c7a98d95e2ad3696fe0e61000d02b2.JPG
身体が大きいジンベイザメですので、一日に食べる食事も相当なものになると思います。
上記でもお話ししましたが、ジンベイザメの主な主食はプランクトンになります。
プランクトンだけでなく、小魚や海藻なども食べています。
その食べ方も豪快で大きな口を開けて海水ごと吸い込み、くし状の器官でプランクトンだけを取って、海水だけ吐き出します。
1日におよそ30キロも食べるそうです。
最初は「意外に少ない!」と思っていたのですが、プランクトンや小魚を30キロと言うのは相当な量ですよね。
水族館では、毎日それだけの量のエサを与えていると考えるとエサ代だけでもすごいお金がかかりますよね。
まとめ
今回は謎の多い海洋生物のジンベイザメについて簡単に紹介しました。
まだまだ謎は多いですが、これらが解明されれば私たちの生活に役に立つことがあるかもしれませんね。
特に、長寿の秘密に関してはとても気になる部分ではあります。
医療の発達で長生きする人が多くなり始めましたが、もしかすると近い将来、寿命が130歳になる日も近いかもしれませんね。
最後まで見ていただきありがとうございました。
追記!ジンベイザメの謎!出産方法は?
更に調べてみると、ジンベイザメの出産方法が明かされたのは最近だそうです。
その謎が大きく動き出したのが1995年のことだそうです。
台湾で妊娠したジンベイザメのメスが捕獲されます。
そのお腹の中には何とおよそ300尾の赤ちゃんが見つかったそうです。
そこでさらに明らかにされたのが、ジンベイザメはヘビなどと同じで卵胎生(らんたいせい)であり、卵を体の中でふ化させることがわかったそうです。
お腹の中でふ化させることはわかりましたが、どのように交尾するのか妊娠期間がどれくらいなのかどこで出産するのかなどもわかっていないそうです。
しかし、不思議ですよね。
スキューバダイビングなどではジンベイザメと一緒に泳ぐなど良くあるそうですが、誰も生態について詳しく知っている人がいないということです。
ジンベイザメの口が大きい理由は?
ジンベイザメの特徴の一つである大きな口ですが、一体何のためにあるのか知っていますか。
その理由は上記でお話ししたエサにあります。
ジンベイザメは小さなプランクトンや小魚を主食としているので効率よく食事をとるために大きな口で一辺に海水を飲み込むために大きな口になっていると言われています。
このように謎の多いジンベイザメの謎を解き明かすためにNASAが動いたという情報もありますね。
それだけ、神秘の生物と言うことですね。
今後も何か新しい情報がありましたら、皆さんと情報を共有したいと思います。