注目のコネクティッドカーとは?市場規模は?セキュリティは?どのようなサービス?メリットやデメリットは?




皆さんは「コネクティッドカー」と言う言葉を聞いたことがありますか?

「カー」とつくので車であることはわかると思いますが、耳慣れない言葉ですよね。

この「コネクティッドカー」が今注目されているのをご存知でしょうか。

つい最近、トヨタ自動車が「コネクティッドカー」を発売することを社長自らプレゼンしていたことでも話題ですね。

今後、トヨタは全ての販売自動車を「コネクティッドカー」にするとコメントしています。

そこで、今回は「コネクティッドカー」について簡単に紹介したいと思います。



コネクティッドカーとは?サービスは?トヨタの戦略とは?

引用:https://clicccar.com/wp-content/uploads/2018/02/mainimg-1-20180208191939.png

インターネットが普及したことで、私たちの身の回りには便利なものがあふれていますよね。

その便利なものの多くがインターネットにつながるようになっています。

最近では、電子レンジや冷蔵庫など家電製品もネットにつながる時代です。

今の時期ですとクーラーなどは人の体温を測って温度を変えることができるものもあるようですね。

これは車も例外ではなく、昔の車と比べると今の車はほとんどがコンピュータによる制御になっていますね。

そんな車市場に新たなサービスを導入したのがトヨタの「コネクティッドカー」です。

若者の車離れが取り上げられることが多くなりましたが、「コネクティッドカー」について知れば車が欲しくなるかもしれませんね。

「コネクティッドカー」について簡単に言うと「インターネット」につながるということです。

すでに導入されている自動車も存在するようですね。

事故を起こした際にカーナビから登録している緊急連絡先に連絡できるシステムなどもあるようですね。

すでに、導入されているシステムとして「緊急通報システム」、「テレマティクス保険」、「盗難車両追跡システム」などがあるようです。



コネクティッドカーとは?そのサービスは?緊急通報システムとは?

引用:http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h27/image/n4102020.png

交通事故では、運転していた本人に意識があるとは言えません。

周りの人が通報してくれればいいですが、もし人のいない場所で事故を起こしてしまったり、通行人がなかなか通報しなかったら死亡事故にもつながりかねませんよね。

最近では事故や事件があるとすぐにスマートフォンを取り出して写真や動画を撮る人たちがいます。

記録するということも大事ですが、私はそれを見ると残念になりますね。

以前、車が歩道に乗り上げていたことがあります。

車には子供とその母親が乗っていてどうしてよいかわからずにあたふたしていました。

運よくその車は片方の車輪だけ乗り上げていたのでうまく車を押せばレッカー車を呼ばなくて済むと思い、通行人に声をかけました。

しかし、何人も私は声をかけたのですが誰も手伝おうとはしてくれませんでした。

結局、一人で何とかしたのですがかなりショックでしたね。

私がいなければ、その家族はそこで立ち尽くしているしかなかったかもしれません。

このように、緊急だったとしても周りが助けてくれるとは限りません。

そんな時に役立つのが「緊急通報システム」と言うわけです。

歩道に乗り上げてしまった家族は全員意識がありましたが、全ての事故でそうとは言えません。

運転手が通報できないこともありますよね。

そんな時、エアバッグなどの作動などで自動で消防や警察に通報してくれるシステムが緊急通報システム「eCall」です。

警察に通報するのはよいのですが、住所がすぐ言えるとは限りませんよね。

しかし、このシステムはカーナビと連動しているためGPSの位置情報を自動で送信できるそうです。

これにより、住所がわからなかった場合でも警察や緊急車両が事故現場に迅速に迎えるというわけです。

すでに国外では発売するすべての自動車に搭載することを義務付けているところもあるようですね。

これはインターネットに接続できる「コネクティッドカー」だからこそできることですね。



コネクティッドカーとは?そのサービスは?テレマティクス保険?

「テレマティクス」を簡単にいうと最近の道路状況を受信することなどです。

すでに、今の最新カーナビは道路状況を受信して渋滞していたら渋滞を回避する道を提案までしてくれます。

これらのデータを活用すれば、そのドライバーがどれだけ走行しているのか、どのくらいの速度で走行しているのか、ブレーキの回数など様々なデータを取り出すことができます。

これらのデータを使用して保険料の設定を行うのが「テレマティクス保険」と言われるものです。

このデータでブレーキやアクセルの操作が緩やかな場合は安全に走行していると判断されて保険料が安くなる。

夜間の走行や交通量の多い時間帯に走行しない人は事故のリスクが減少するとして保険料が安くなる。

保険会社によって様々なようですが、データを利用したこのようなサービスもあるようです。

車に乗る機会が少ない人はこのサービスを利用するとお得かもしれませんね。



コネクティッドカーとは?そのサービスは?盗難車両追跡システムとは?

最後の紹介するのが、盗難された場合です。

盗難車の多くは犯罪に使用されたり海外に売られたりしていると思います。

今までは、車体番号や車の型番などから追跡していたと思いますが、それではなかなか時間がかかってしまいますよね。

「コネクティッドカー」には盗難された場合に追跡できるシステムもあるようです。

簡単に言うとGPS機能ですよね。

携帯電話をなくした際に登録しておくとGPSからその場所がわかるというのと同じことですね。

中にはそのGPS機能を使って浮気を防止している家庭もあるそうですが…

いつどこにいても見張られている感じで嫌ですよね。

中には子供の受け渡しのときにとても重宝するという意見もありましたね。

携帯電話が盗難されるのも個人情報がありますから大変ですが、車を盗難されるというのは金銭的な部分だけでなく色々と大変ですよね。

実際に搭載されているコネクティッドカーは、どのような手順か見てみましょう。




ガラスが割られて盗難される

オートアラームが機能する

持ち主にメールと電話で連絡が行く

持ち主の要請によって担当オペレーターが盗難車の位置を確認する

状況によってオペレーターが警備員を派遣して車両を確認する

実際にこの「盗難車両追跡システム」が導入されているのがトヨタの「T-Connect」です。

車は高いものなのでぜひ全車両に搭載してほしいですね。

さらに調べてみると、レクサスなどには遠隔操作で盗難車両のエンジンを停止する機能もあるそうです。

停止できるということはエンジンをかけることもできるということですね。

インターネットにつながったことでより便利になりましたが、逆に言うとそれを利用して良からぬことを考えることもできるということですね。

簡単に言うと、車をハックして勝手にエンジンをかけて動かすことも可能になるかもしれません。

インターネットにつながることはメリットとデメリットがあるということですね。

ネットを見ていると、コネクティッドカーと自動運転を同じ物と考えている人が多くいました。

そこで、何が違うのか簡単に見てみたいと思います。



コネクティッドカーと自動運転車の違いは?なに?

実際に、私も調べるまでは自動運転とコネクティッドカーの違いはほとんどわかりませんでした。

自動運転も道路状況などをGPSなどから情報を取り込まなければならないはずなのでコネクティッドカーと言っても良いのではないでしょうか。

しかし、調べてみると厳密に言うと今のところ自動運転とコネクティッドカーは別のものだそうです。

ですが、ある専門家によるといつかはこの二つは統合するのではないかと話しています。

なにが違うかと言うと、今の自動運転はカメラとセンサーを利用してリアルタイムで路面状況を解析して操作しているそうです。

簡単に言うと、オンラインではなくオフラインでも機能するということで「コネクティッドカー」と言うくくりではないとしています。

最近では、交通情報などを自動運転車に反映しているそうです。

考えてみれば、現在のカメラやセンサーだけでは事故を予想することは出来ませんよね。

しかし、インターネットにつなげることで過去の事故データなどをもとに事故多発地点などでのスピード減速なども行えると思います。

自分ではどうしても回避することのできない事故もありますが、データを利用して事故が減るのはとても良いことですよね。

今の最新のカーナビでも事故多発地点を知らせてくれる機能はありますね。

トヨタの社長が自らプレゼンするくらいですのでコネクティッドカーはそれだけ期待できるシステムだということです。

それでは、コネクティッドカーがどれだけの市場規模になると予想しているのか見てみたいと思います。



コネクティッドカーの市場規模は?市場予想は?どれだけ普及する?

引用:https://response.jp/imgs/thumb_h2/1164134.jpg

トヨタ社長は今後は製造するすべての新車をコネクティッドカーにすると話していましたが、実際にはどのようになるのでしょうか。

大手調査会社の「富士経済」がコネクティッドカーについて調査していましたので紹介したいと思います。

それによると、2035年にはコネクティッドカーは世界市場でおよそ9900万台になると予想しているそうです。

新車の約9割がコネクティッドカーになるということです。

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ほぼ形が完成している自動車ですが、まだ進化を続けると思うとすごいことですよね。

自動運転、コネクティッドカー、次は何をしてくれるかとても楽しみですね。

すでに、ビックデータを保有しているGoogleやAppleが自動車産業に参入しています。

今までは、自動車の性能や形などを求められてきましたが、今後は「便利」「サービス」などを求められる時代が来るのかもしれませんね。



コネクティッドカーを推進するトヨタとLINEとNTTが提携?

自動車大手トヨタはコネクテッドカーの開発のためにLINEとNTTと提携することにしたようですね。

やはりインターネットに接続するため、IT企業と提携するのは必至なのかもしれませんね。

トヨタはLINEが独自に開発したAI「Clova」を利用して音声で車内の操作を可能にするシステムも開発しているようです。

将来的にはスマートフォン1台で車のあらゆる操作が行えるようになるかもしれませんね。

中国などではスマートフォンで決済したり、家の鍵を開けたりとスマートフォン1台で何でもできるそうです。

中国では財布を持つ人が少なくなってきているとも聞きました。

日本ではクレジットカードが主流であり、スマートフォンでの決済はあまり普及していません。

しかし、今後車の操作がスマートフォンで行えるようになれば、他の分野でもスマートフォンを利用したサービスを展開してくるかもしれませんね。

将来的に小銭やお札と言うものが無くなる可能性もありますよね。



コネクティッドカーの現在!開発状況は?いつ搭載される?

調べてみると、既に搭載されて発売されている車もあるようです。

動画を見ると非常に便利になっていますね。

インターネットの膨大な情報にアクセスできるからこそ、これだけのサービスを展開できるということですね。




コネクティッドカーの課題やメリット、デメリットは?

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メリットは上記でも紹介しましたが、色々ありますよね。

近くの美味しいレストランを探したり、ガソリンが少なくなると近くのガソリンスタンドに案内したりと、メリットは数え切れないほどありそうです。

そこで逆にデメリットや課題はコネクティッドカーにはあるのでしょうか。

調べてみると、現在コネクティッドカーには世界基準が存在しないそうです。

簡単に言うと、どのメーカーも独自の基準で開発しているということです。

そのため、接続するためにもAndroidではなければならなかったり、iPhoneではなくてはならなかったり様々なようです。

スマホとの接続用コネクターもメーカーによって違うそうです。

また、インターネットに接続するということでハッキングの危険性がある。

上記でもお話ししましたが、遠隔操作でエンジンを停止したりキーロックを解除したりできるためセキュリティの強化は急務ですね。

調べてると、過去に一部の車両でハッキングの事件が発生したことで大規模なリコールが起こっていました。

将来的にコネクティッドカーと自動運転は統合されると話しましたが、それに関しても大きな課題があります。

それは、法律です。

自動運転車を実際に走らせるためには法整備が必要不可欠になります。

現在は、自動運転車が事故を起こした場合、運転していたドライバーに責任があるとしています。

しかし、完全な自動運転車が導入されたら法律を変える必要がありますね。

今の法律は人が運転する前提で考えられた法律ですので、全てが自動運転になった場合、今の法律では対処できなくなってしまうということです。

それだけでなく、自動運転になった場合はその罪の所在も変わってくるかもしれません。

これまでは自動車の不具合による事故に関しては自動車メーカーが責任を負いました。

運転中の事故はドライバーが責任を負いますね。

しかし、自動運転が導入されたらそのシステムを開発したメーカーに責任がおよぶかもしれません。

責任の所在がうやむやにならないようにしっかりと法を整備してもらいたいですね。




コネクティッドカーの将来!どのように変化していく?

コネクティッドカーの導入が進めば私たちの生活にどのようにかかわってくるのかこれから見ていきたいと思います。

便利になることはわかりますが、具体的にどのように変化するのか想像がつきませんよね。

動画を見ていただくとわかりますが、車と会話しているようですね。

これまでは、旅行先やドライブに行く前に行き先や場所を決めていましたが、コネクティッドカーはその必要がなくなるということです。

運転している近くの情報を素早くインターネットのビックデータから検索して提案してくれます。

最近、グーグルやアマゾンなどが音声を認識する端末を発売しましたね。




音声入力でテレビを付けたり消したり、好きな音楽を聞いたり、照明のオンオフを切り替えたりできます。

今回の動画でも音声入力ですし、最近の傾向では端末を操作するのではなく音声入力が主流になってきているんですね。

今後はあらゆるものが音声入力になっていくかもしれません。

また、あるサイトではコネクティッドカーを利用したカーシェアリングの拡大と言うことが紹介されていました。

簡単に言うと、コネクティッドカーはネットワークに接続されているため、鍵が必要なくなるということです。

そのため、暗号化された特殊なパスワードを利用することでスマートフォンが車のカギの代わりとして使えるようになるそうです。

特殊なパスワードがあれば車のカギが開くということです。

そこで、個人の自家用車を使ったカーシェアリングのサービスが普及するのではないかとその人は紹介しています。

若者の車離れもそうですが、車を持っていても頻繁に使わないという人もいます。

乗らないのに維持費だけかかるというのももったいないですよね。

そこで自分の車を他人に貸すことができれば、自分の収入にもなります。

現在はカーシェアリングするためにはカギを貸し出すために一度顔を合わせないといけないですが、カギをなくせば他人と顔を合わせなくて済みますので、手間が少なくなり利用者の増加につながるかもしれませんね。

上記のようなメリットがたくさんありますが、やはり一番大きいのが交通事故の軽減ですね。

今後、コネクティッドカーと自動運転は統合されていきますが、統合された場合には交通事故の約9割は回避できるのではないかと言われています。

多くの交通事故の原因はやはり人為的ミスが多いそうです。

信号無視やスピード超過などコンピューターはプログラムで制御しているので絶対にとは言えませんが判断を間違えることはまずないと思います。

すでに、衝突を回避するシステムが搭載されている車は販売されていますよね。

全てが自動運転になった場合、事故が減るのは必然かもしれませんね。



コネクティッドカーは国も後押ししている?

これまで紹介してきたコネクティッドカーは、国も関わっているようです。

総務省の公式サイトではコネクティッドカーについて詳しく解説されています。

今後の戦略まで記載されているようです。

引用:https://panda-usedcar.com/wp-content/uploads/2017/11/832e3fbd760827d1404811df2d03e7a3.jpg




コネクテッドカーのメリットとデメリットとは?

上記で色々と説明してきましたが、最後に簡単にコネクテッドカーのメリットとデメリットについてまとめておこうと思います。

上記で紹介しましたが、コネクテッドカーのメリットとして挙げられるサービスは現在搭載されている車もありますが緊急通報システムです。

万が一交通事故で運転者が警察や消防に連絡できなかったとしても異常を検知して自動的に通報してくれるシステムになります。

すでにロシアでは2017年の1月から緊急通報システムを新型車に取り付けることを義務化しています。

そのほかに盗難車両追跡システムや運転の状況を記録してその運転に応じた保険を適用するテレマティクス保険なども普及、期待されています。

自動運転にコネクテッドカーの技術を応用することも期待されています。

現在の自動運転はカメラやセンサーで現在の状況を分析しながら走行します。

しかし、現在の状況だけでは予測のつかないこともあります。

そのため、コネクテッドカーのネットワークを利用することでより安全性が高まる可能性があります。




逆にデメリットとしては、現在は取り決めや基準がない為、各メーカーが独自に開発、導入しています。

そのため、汎用性は良くないかもしれませんね。

例えると、スマートフォンと連携するコネクテッドカーとiPhoneと連携するコネクテッドカーがあります。

ドライバーはスマートフォンで連携する車からiPhoneと連携する車に乗り換えることが難しくなってしまいますよね。

採用しているアプリも異なりますし、連携させるプラグが違ったりする可能性もあります。

一番最悪なのは、車を乗り換えた際今まで使っていたものが使えないと言うことです。

その都度、アプリなどを取り直して説明書を読みながら操作を覚えるということになると利用者は極端に減少しますよね。

また、一番の問題と言えるのがセキュリティの問題になります。

ネットワークにつながることで、ハッカーなどによる遠隔操作が可能になってしまう恐れがあります。

スマートフォンと連携することによってスマホからの情報も簡単に入手できます。

自分の現在地や目的地、同乗者までわかってしまうかもしれません。

また、自動運転の技術が確立された場合の法律の整備もありますね。

もし、自動運転車同士の交通事故や歩行者と自動運転車の事故などでは責任がどこになるのかも課題になりますね。

上の動画は最新のジープに有名な自動車ハッカーのチャーリー・ミラーさんとクリス・ヴァラセクさんがハッキングしている動画です。

コンピューターで制御されている今の車はハッカーによって簡単に遠隔操作が可能だということを証明していますね。

実際に今回ハッキングした2名は自動車のハッキングはそんなに難しいことではないと話しています。

過去にテスラ社の電気自動車がハッキングされたというニュースもありましたね。

それにより、大型トレーラーと衝突して死亡する事故も発生しています。

これらを考えると、コネクテッドカーの一番の課題と問題点はセキュリティの強化にあると私はおもいますね。




まとめ

引用:https://img1-kakaku.ssl.k-img.com/images/maga/9551/img05.jpg?d=201612221642

今回は注目されている「コネクティッドカー」について簡単に紹介しました。

日本を代表する自動車メーカーのトヨタが社長自らプレゼンし国も注目しているコネクティッドカーです。

今後さらに注目されてくるのではないでしょうか。

しかし、ネットワークにつながり便利になる一方で危険もたくさんあると思うのでセキュリティの面はしっかりとしてほしいですね。

これまで大きく変わってこなかった車がついに変わる時が来るのかと思うとなんだかワクワクしてしまいますね。

最後まで見ていただきありがとうございました。



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