大昔に世界の男性が大量死(Y染色体ボトルネック)とは?その理由が判明?原因は?調べてみた




皆さんは昔のことをどこまで知っていますか?

いきなりこのような質問をしても昔と言うのは色々な表現がありますよね。

私の言っている「昔」とは何千年も大昔のことです。

私たちの世界には未だに解明されていないことが山ほどあります。

いまだに発見されていない遺跡もあると思いますし、解明されていない歴史などもあります。

私の知っているところでは、マチュピチュ遺跡の石の積み方や加工の仕方、どのように山の上まで持ってきたかなど未だに解明されていないそうです。

引用:http://nekocatgato.up.n.seesaa.net/nekocatgato/GLOSSY/cusco_s8.jpg?d=a0




今回はそんな話の一つについて皆さんと情報を共有したいと思いました。

その解明されていないものと言うのが、今から約5000年前~約7000年前くらいにアジアやヨーロッパ、アフリカなどで男性の大半が死亡している時代があったということについてです。

引用:https://cdn-images-1.medium.com/max/2000/1*pKHNTSVE2HxNPT9dVTpGHw.jpeg

今わかっているところによると、男女比の比率が何と女性17人に対して男性が1人しかいなかった計算になるそうです。

逆ハーレム状態と言うことですね。

今これを見ている人の中に1人は「その時代に生まれたかった…」と思ったかたいらっしゃるかもしれませんね(笑)

なぜ、このような男女比になってしまったのか、これまで解明されてきませんでしたが、スタンフォード大学の遺伝子学を研究されているマルクス・フェルドマン教授が研究でその理由を明らかにしたそうです。

引用:http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/16/021900010/042700013/fb.jpg

大昔に男性が極端に低くなっていたことを「Y染色体のボトルネック」と専門家たちは言うそうです。




調べてみると、この「Y染色体のボトルネック」が示されたのは2015年のエストニアのタルトゥ大学と言うところの研究機関が示して以来、専門家たちはこれまで理由を追い求めていたようです。

なぜ「Y染色体のボトルネック」と言われるかと言うと、人間には23対の染色体があることは中学校の授業で勉強していると思います。

そして、私たちが男性か女性かを決定しているのが23番目の対になっている染色体の組み合わせによって性別が決定しています。

私の中学校ではネズミの絵で紹介されていたと思いますが、女性なら2つのX染色体で男性ならX染色体とY染色体を一つずつ持ちます。

引用:http://image.news.livedoor.com/newsimage/b/f/bf3ad_1398_6313d4fa964268b6256e34adc2c98cf9.jpg

子供は自分の親から染色体を一つずつ受け取ります。

そのため、子供は両親に似ているというわけですね。

染色体を一つずつ受け取りますが、Y染色体は男性から受け取ることになります。

女性はX染色体しか持っていませんからね。

そのため、ほとんどの場合は祖父から父へ父から息子へとY染色体は受け継がれるということです。

「Y染色体のボトルネック」とは、男性のもつY染色体が大量に無くなると言うことです。

過去に疫病などで大量に人が死んでしまっている歴史などはありますが、男性だけが大量に死んでしまうという病気はまずないですよね。

なぜ、男性だけが大量に死ななければならなかったのでしょうか。



大昔に世界の男性が大量死(Y染色体ボトルネック)とは?その理由が判明?原因は?調べる方法は?

気になるのは、男性が大量死した理由をどうやって解明しているのかです。

タルトゥ大学では、まず2つの仮説に基づき研究を進めていたそうです。

まず、「生態学的な要因や気候的な要因によるもの」です。

大地震や台風など自然災害などが起こったと仮定したんですかね。

2つ目は「当時の男性は社会的に権力があり、子供を大量に作りすぎたために大量死が起きたのではないか」です。

実際に、世界の多くでは女性よりも男性のほうが権力がありましたよね。

ですが、子供を大量に作ってしまったと言う理由で男女比が1対17にまでなるでしょうか。

スタンフォード大学のフェルドマン教授は2つの仮設では説明できないとして、「Y染色体の突然変異」、「異なる部族間の戦争」、「自然死」などさらに18通りの仮設でシミュレーションしたそうです。

その研究で一番有力になった仮説が「戦争により敗者の男性が皆殺しになっていた」と言う仮説です。

引用:https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/2d/4b077ad795b9d895c448c664dd0bdd7a.png




この仮説なら戦争に負けた側の男性が大量に殺されることで大量のY染色体が失われることになり「Y染色体のボトルネック」が成立します。

日本の歴史にもそのようなことがあったように思います。

男性は皆殺しで女子供は奴隷と言う感じですかね。

疫病などなら男性の「Y染色体のボトルネック」だけでなく、女性にも同じ現象が起こっているはずですが、ミトコンドリアDNA分析と言う研究から女性にはそのような現象が見られなかったことがわかっています。

イギリスのサンガー研究所で進化遺伝子学を研究するクリス・タイラー・スミスさんはこのように話しています。

「Y染色体のボトルネックについて、タルトゥ大学の研究では合理的な答えにたどり着くことができませんでしたが、スタンフォード大学の研究で示したボトルネックが戦争によるものであるという仮説は合理的なものになっています」

私も戦争と言えば男性がするものだと思いました。




日本も第二次世界大戦などでは、子供から大人まで男性が戦争に行っていましたよね。

「Y染色体のボトルネックがあった時代以降は、人類が都市のような大きな社会を形成するようになったことで同様の争いが減り、Y染色体の多様性が復活しています」

フェルドマン教授はこのように話しています。

逆に大きな社会が形成されていなければ、男性の人口はさらに激減していたかも知れないということですね。

ちなみに、この男性が大量死していたとされる時代は「新石器時代」と言われます。

調べてみると、この「新石器時代」は新石器革命として農業や牧畜などが本格的に開始されたと言われています。

また、コミュニティーが形成され始めて輸送技術など急速に技術が進化し始めた時代だそうです。

これらの急速な技術進歩により一部の男性が大きな富を得たのかもしれませんね。

男性は欲深い人間ですので、富を得たとしてもそれ以上を求めようとします。

これが男性の間での生殖競争につながっていったのかもしれませんね。

数千年前から争い合っていたというのも個人的には寂しいと感じましたね。

しかし、このような歴史があったからこそ今の発展した世界があると思えば必要な時代だったのかもしれません。

今後も研究技術などが進歩してこれまで解明できなかったものが次々と解明されると思います。

謎の多い歴史をもっと紐解いてほしいですね。

最後まで見ていただきありがとうございました。




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