賃貸アパートの大手と言えば「レオパレス21」ですが、そのレオパレスが2018年5月29日に1996年~2009年に施工したアパートに建築基準法違反の疑いがあるとしたコメントを発表しました。

引用:https://news.biglobe.ne.jp/economy/0529/7036256992/kyo_kyo_origin_1_1_jpg.html
耐震強度などの違法ではなさそうですが、その理由としては防火や防音効果を備えた住居に隔てる壁がないという問題だそうです。
レオパレスは2019年の10月までには全て必要な補修工事を完了すると説明していますが、レオパレスが1996年~2009年までに手掛けた建築物はおよそ3万棟以上あり、それを調査して補修が必要な物件は修理するとするとそんな短期間でできるのか不安ですね。
すでに、12都道府県で38件の施工不良が見つかっているそうです。
以前、私は配達の仕事をしていたので良くレオパレスのお宅にはお届けしていました。
今思うと、中の声良く聞こえていたように思います。
それだけでなく、これは私個人の意見なのですが、レオパレスのアパートの多くは階段や廊下がコンクリートではないため足音がとても響くんですよね。
防音対策が十分にされていないところに住んでいる住人は音に対しては大変苦労していたかもしれません。
早急な対応をお願いしたいところですね。
今後、現在入居している方だけでなくそれに関連した下請け企業約4000社以上にも何らかの問題が出てくるかもしれませんね。
調べてみると、レオパレスに関連した企業の従業員は約18万6000人にも及ぶそうです。
おそらく、今後引っ越しなどを検討されている方はレオパレスを選ぶ可能性は非常に低くなりますし、レオパレスから引っ越される方も出てくるかもしれませんね。
レオパレス21がこのように緊急会見した理由や原因を調べてみたところ、深夜放送の「ガイヤの夜明け」がどうも原因のようです。
さらに調べてみると、レオパレスが会見をした2018年5月29日の夜10時にガイヤの夜明けは「スクープ!レオパレス21『違法建築』疑惑」と題して独自のルートで内部文書を入手してその実態を報道しました。
これが緊急会見の一番の理由だと思われますね。
しかし、その内容はひどいものでした。
簡単に説明すると、今回問題となった「界壁」と言うものがないアパートを20年間も放置していた実態が報道されていました。

引用:http://www.tv-tokyo.co.jp/plus/business/entry/2018/017205.html
写真を説明すると、防火対策がされていない場合は上の写真のように簡単に火が他の入居者の住まいまで回ってしまうということですね。
さらに簡単にすると違法建築とわかっていながら20年間放置していたということですね。
この報道からネット上ではレオパレスに関する批判が相次いでいますので一部紹介したいと思います。
レオパレス21の違法建築問題にネットでは批判相次ぐ!

引用:https://www.j-cast.com/kaisha/2018/05/31330141.html?p=all
ネットでの書き込みに私はびっくりしました。
・エアコンが勝手に切れる
・チャイムを鳴らしたら住人全員が出てきた。
これは、大げさかもしれませんが実際にそうだとしたら問題ですね。
・壁ドンしたら壁に穴が開いた
調べてみると、以前からレオパレスの物件は騒音被害がたくさんあったようです。
これに対して、「何年も前からレオパレスは異様に隣室の音が聞こえると言われていたのに、誰も調べようとしなかったのか」と言う意見がありました。
まさにその通りですよね。
メディアもなぜ今回の件について鼻がきかなかったのでしょうか。
今後はさらなる調査により今よりも重大な問題が明るみになるかもしれませんね。
これにより、レオパレスに関わっている企業や入居者はさらに被害がでてしまうかもしれません。
しっかりと対応してほしいですね。