サンゴの「白化」を防ぐ物質を発見!白化の原因や理由は?対策は?再生や回復はできる?




環境破壊が世界的に問題となっていますが、それと同時に海の中でも異変が起こっています。

日本でも沖縄のサンゴ礁が地球温暖化などによって壊滅的被害を受けていることをご存知でしょうか。

引用:https://dr.ryotanakajima.com/coral/zooplankton_food_web

簡単に言うと、サンゴの死滅ですね。

調べてみると、現在、世界のサンゴ礁のおよそ3分の1が絶滅の危機に瀕しているそうです。

その原因は数え切れないほどありますが、一番は私たちの環境破壊が影響しているのではないでしょうか。

サンゴが死ぬということは、サンゴの「白化」と言う現象です。

引用:http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/photo/17/062000147/

簡単に言うと、サンゴ礁が白く石化してしまうことを言います。

今回は、この「白化」を防ぐ新しい物質について紹介したいと思います。

この「白化」を防ぐ物質を発見したのが何と日本の京都大学や東京大学などの研究グループだそうです。




サンゴの「白化」を防ぐ物質を発見!サンゴ礁とは?

引用:https://news.headlines.auone.jp/stories/domestic/social/11534437?genreid=4&subgenreid=12&articleid=11534437&cpid=10130057

まず、「白化」についてお話しする前にサンゴ礁について簡単に紹介しておこうと思います。

私も沖縄に行った際に一度きれいな海でサンゴ礁を見たことがありますが、海の澄んだブルーとサンゴ礁はとても神秘的ですよね。

そんなサンゴ礁ですが、1つの生命体だと思っていました。

しかし、調べてみると群体生物であり単一の種で成り立っている生物ではなく複数の生物が共生関係を作ってサンゴ礁と言うものになっているそうです。

そして、「白化」と言うのはサンゴと共生している褐虫藻という藻類が減少することで起こっています。

オーストラリアの世界最大級のサンゴ礁帯であるグレートバリアリーフもこの「白化」に悩まされています。

一体、どうして「白化」が起こるのでしょうか。




サンゴの「白化」を防ぐ物質を発見!白化の原因や理由は?

引用:https://www.nig.ac.jp/nig/ja/2013/07/research-highlights_ja/20130712.html

まず、研究グループはある仮説を立てたそうです。

サンゴの白化が温暖化によって高温のストレスにより酸素種が異常に産出されることで起こっている現象

このように仮説したそうです。

この仮説から活性酸素種を削除するために設計されたレドックスナノ粒子を活用してサンゴの幼生に投与したところ、正常な細胞にはまったく危害を与えずに活性酸素種だけを取り除くことに成功したそうです。

この結果に加えて、生存率の上昇も確認できたそうです。

研究グループは今後海洋に直接散布できる高分子などで同じような機能を持つものを見つけてサンゴ礁の保護につなげたいとしているそうです。

基本的に「白化」してしまったサンゴ礁は一生もとに戻ることはないようですね。

そのため、これからは今生存しているサンゴ礁の「白化」を食い止めて新しいサンゴを育てていくしか方法はないと私は思っています。

実際に、オーストラリアのグレートバリアリーフも昔に比べてサンゴ礁の「白化」が相当進行してしまっているようです。

引用:http://engimono.net/articles/eoa3b

もし、今回の研究が成功しなければ後数十年後にはオーストラリアのサンゴ礁帯は見れなくなってしまうかもしれません。

なぜ、そこまでサンゴ礁にこだわるのか皆さんはご存知でしょうか。

海の景色の保管もそうですが、それだけの理由ではないと思います。

次はそんなサンゴについて少し見ていきたいと思います。




サンゴの「白化」を防ぐ物質を発見!サンゴの仕組みや構造、役割とは?守る理由は?

引用:http://www.1023world.net/wland/bacteria.html

最新の情報ではありませんが、2016年の環境省の調査によると沖縄のサンゴ礁の約97%が白化しており、そのうち56%が死滅していることがわかっているそうです。

この調査が2016年のものですので2年たってさらに悪化しているのは言うまでもありませんね。

一点訂正しておきたいのですが、上記で「白化」は回復しないと述べましたが、短期間の白化に関しては元の状態に回復する可能性があるそうです。

長時間「白化」が続くことでサンゴは死滅してしまうということです。

それでは、サンゴ礁について簡単に紹介していきたいと思います。

まず、サンゴ礁が死滅するとどうなるかと言うと、サンゴ礁は地上でいう木々と同じように酸素を作り出すメカニズムを持っています。

地上を見ていただければわかると思いますが、世界各国で森林を伐採したことで地球の環境汚染が深刻になっていますよね。

それと同じことが海の中でも起こっているということです。

私たち人間や動物が酸素を必要としているように、海中の生物も酸素が必要です。

酸素を作りだしているサンゴが死んでしまうと海中の生物に十分に酸素が行き渡らなくなり、サンゴだけでなく海中の生物たちも死んでしまう可能性があります。

そこで、なぜサンゴ礁が死滅してしまうのか理由を簡単に紹介していきたいと思います。

まず挙げられるのが水質汚染ですよね。

私たちの生活用水などが海に流れ込んだりすることも原因の一つですね。

また、海で問題となっているのが不法投棄ですね。

海岸に散乱しているゴミなどを見ればわかります。

私が一番の問題だと思っているのが環境破壊による水温の変化や水質の変化です。

これらによってサンゴ礁にとって住みずらい環境になってしまっているのではないかと思っています。

簡単に解説すると、サンゴ礁はストレスに非常に弱い生物です。

そのため、海の環境がかわることでサンゴ礁に強いストレスがかかり共生している褐虫藻を追い出してしまうそうです。

また、水温の上昇に関してはこれによりプランクトンが異常発生して褐虫藻(かっちゅうそう)の光合成を遮ってしまうそうです。

簡単にいうと、サンゴ礁は褐虫藻がいなければ生きていけない生物だということですね。

これらの影響のほかにもサンゴ自身が白化してしまう「ホワイトシンドローム」と呼ばれる病気もあるそうです。

いわゆる感染症のようなものですね。

これにかかると数か月から1年程でサンゴが死滅してしまうそうです。

いまのところ原因がわかっていないそうで、早急の解明が必要なものですね。

サンゴ礁が失われることは色々なものに影響が出てきます。

魚や環境だけでなく経済的にも損害を与えます。

サンゴ礁は綺麗な海に生息していますよね。

日本でいうと沖縄です。

沖縄は観光資源がかなり経済の中心にある県だと言っても良いと思います。

きれいな海を目的にやってくる観光客がほとんどではないでしょうか。

その観光資源であるサンゴ礁がなくなると、それを目的に来ていた観光客がいなくなるということですので、経済的にも大損害を被るというわけです。




まとめ

引用:https://jp.depositphotos.com/110057132/stock-photo-coral-reef-and-tropical-fish.html

今回はサンゴの「白化」などについて紹介しました。

私は埼玉県の出身で海に隣接していない県として関係ないと思っていました。

しかし、調べているうちにサンゴ礁は景観だけでなく海の環境を守っているのだということを知りました。

また、サンゴ礁がなくなってしまうと私たちの生活にも影響がでることもわかりました。

サンゴは私たち一般人にとっては身近なものではありませんが、とても重要なものだということがわかりました。

私たちにできることは少ないですが、まずしっかりとしたゴミの分別などできることから始めていきたいと思います。

最後まで見ていただきありがとうございました。




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