近年、自動車業界は発展の一途をたどっています。
自動車は無人で運転する技術、自動運転が本格的に開発されており、実用化までもう少しというところまで来ていると聞きます。
それはバイクも同様です。
通常、バイクは人がバランスをとらなければ立っていることができませんが、ある企業が自動的にバランスを取る転ばないバイクを開発したことが注目されましたね。

引用:https://japanese.engadget.com/2018/05/18/bosch/
実際に動画などを見ると、倒れてしまうはずのバイクが自分でバランスをとっていることがわかります。
車と違いバイクは生身で運転します。
そのため、交通事故の死亡率も自動車に比べてかなり高いということです。
バイクを乗っている人は経験があると思いますが、雨の日のマンホールの上を走行するときはかなり怖いそうです。
ちなみに、私の知人はカーブの最中にマンホールがありスリップして転倒したことがあるそうです。
やはり、一番危険なのはコーナリング中のタイヤのスリップかもしれませんね。
スリップして転倒した場合は、運転者は確実に路上に投げ出されます。
投げ出されるだけではなく、運転者は壁に激突するリスクや対向車にはねられるリスクなど二次被害も自動車に比べて多いです。
そんな中、今回ドイツのBoschが開発したのがバイクが転倒しそうになったらガスを逆噴射してバイクのバランスを立て直すというものでした。
これまでにない独創的な解決策から少し話題になっているようです。
ようはこう言うことです。
バイクは車と違ってカーブを曲がる際は車体を斜めにしながら曲がっていきます。
その時、カーブの最中に砂利など滑るものがあった場合、タイヤはグリップを失って制御できなくなります。
そうなるとバイクはその態勢のままスライドして転倒の原因となります。
それを防ぐために、今回開発されたのがバイクのボディー下部にあるスラスターから高圧ガスを噴射することでタイヤのスライドを止めてタイヤのグリップ失いを止めるというものになります。
調べてみると、現在この高圧ガスで立て直すのは一度きりだそうです。
また、この機能を搭載するためにはセンサーなどを必要になるため、バイクの中でもかなり高価なものとなると予想されているそうです。
しかし、発想としては素晴らしいものだと私はおもいます。
確実に自動バランス機能を搭載したバイクよりはお値段も安価なはずです。
あとは一度きりという回数制限が何とかなればうれしいところですね。
高圧ガスではなく、何度も使用できる空気圧縮などにしてほしいと私個人的には思います。
自動運転技術もそうですが、自動車やバイクはどこまで進化していくのでしょうか。
空を走行できる車も、もうすぐそこまでやってきているかもしれませんね。
これからの自動車産業にも目が離せません。
最後まで見ていただきありがとうございました。