高速道路を使っている人は絶対に目にしたことがあると思います。
むしろ、最近ではこちらを使っている人のほうが多いのではないでしょうか。
今回は高速道路には欠かせない設備「ETCレーン」について少し気になったことを皆さんと情報を共有したいと思います。

引用:http://jalcard.jal.co.jp/sp/function/etccard.html
ETCと言えば、高速道路の料金をいちいち停車して精算せずに通過することができるとても便利な設備です。
しかし、そこで私が気になったのがなぜ20キロまで車を減速させなければならないのかと言うことです。
今の技術なら通常のスピードで通過しても通信が可能だそうです。
調べてみると、時速80キロで走行してたとしても通信できるそうです。
それなのに、20キロまで減速しなけらばならない理由と言うのは一体どういうことなのでしょうか。
実際に、料金所で減速することで繁忙期などは高速道路の渋滞につながっていると私は思っています。

引用:https://blogs.yahoo.co.jp/tyaoyama/51791286.html
実際に、東京の西台あたりの高速道路は良く渋滞しています。
その理由の一つだと私は思っているのは料金所だと思っています。
また、良く海外の高速道路は日本のようにバーが設置されていないと勘違いしている人もいるようですが、そういった場所は逆にごく一部であり、多くの料金所には日本と同じように開閉式のバーが設置されています。
なぜ、20キロまで減速するかと言うとその理由は主に事故対策だと思われます。
一本のバーだと言ってもスピードによってはかなりの衝撃が車にかかっていきます。
また、高速道路によく乗っている人はたまに目にすると思いますが、ETCレーンでバーが開かなくてバーに追突している車です。
このようなことが頻繁に起こることなども理由の一つではないでしょうか。
実際には、80キロで通過しても通信できるそうです。
ゲートのない首都高速道路の出口などでは180キロで走行しても通信できるそうです。
それと私が気になったのは高速道路の料金に関してです。
簡単に調べてみると、ヨーロッパのフランスやイタリアなどに比べて日本は数倍高い料金設定だそうです。
最近、私も東京から富山まで高速を使っていったのですが、高速代だけでも1万円以上かかりました。
青森から鹿児島まで大型車で走ると片道だけで7万円程かかるそうです。
そう考えると、アメリカの高速道路が原則無料で乗れるというのはとてもすごいことですよね。
日本も高速道路の料金ももっと安く設定することで、特に繁忙期などは旅行者が増加して各地域の活性化につながるのではないでしょうか。
なぜなら、私も休みの日にどこか遠出しようと思っても高速道路を使用すると思って少し躊躇してしまうことがあるからです。
結婚していない私が言うのですから、結婚して子供がいるファミリー層はかなり考えてしまうところですよね。
携帯電話料金などもそうですが、今の日本は何もしなくてもお金が無くなっていく世の中になってしまっています。
これは日本の衰退にもつながると私はおもいましたね。
また、日本のETCが今の状態になったのにはもう一つ理由があると思われます。
それは、日本人の国民性です。
日本人は間違いを許さない風土が他の国に比べて非常に高いと思います。
そのため、ETCは海外に比べてとても高い精度が求められました。
ちなみに、海外ではしょっちゅうゲートが開かないことがあるそうです。
また、呼び出し連絡しても係員がなかなか来ないそうです。
日本ではまずありえませんよね。
また、もし日本でETCの不具合がしょっちゅう報告された日には世論が黙っていませんよね。
他には、一般レーンがあることではないかと私はおもいます。
いまだに、ETCを搭載していない車はたくさんあります。
また、ある理由でETCを搭載していてもわざわざ一般レーンを使用する車もあります。
そこで発生するのが料金を支払った後の合流です。
かりにETCレーンが80キロまで通信可能になったとします。
するとETCを利用した車は80キロで走行しているのに対して、一般レーンで料金を支払った車は0キロから80キロで走行しているレーンに合流しなければならなくなります。
これは下手をすれば重大な事故につながりかねません。
これはETC全車両搭載義務化すれば一気に問題は解決するんですがこれは難しいですよね。
私は最終的に高速道路無料化と言うものに期待しておきたいと思っています。
また、今回ETCについて紹介しましたのでついでに、なぜ日本の高速道路が海外に比べて高いのか調べてみたいと思います。
日本の高速道路料金が海外に比べて高い理由とは?

引用:http://car-me.jp/articles/7405
上記でも紹介しましたが、アメリカやドイツなどは高速道路が実質無料です。
高速料金を取っている先進国でも日本に比べるととてもリーズナブルです。
そこで疑問に思うのがなぜ日本ではこれだけ高速道路の料金が高いのかと言う問題です。
その理由は日本が貧乏だからだと私はおもいます。
日本は1000兆円以上の借金をしていますが、国が成り立っているのは貯蓄額が1000兆円を超えており最悪の場合、預金封鎖してしまえば完済できるからと言われています。
それだけではなく、日本は世界有数のお金持ちの国だという人もいますね。
なのに、なぜ高速道路はこれだけ高いのかと言うと建設された時代に関係していると思われます。
高速道路が本格的に建設され始めたのは1960年代です。

引用:https://www.kajima.co.jp/news/digest/sep_2014/feature/metropolitan_expressway/index-j.html
この時代は太平洋戦争が終結しておよそ20年後であり、日本がとても貧乏だった時代です。
あるサイトでは、日本は敗戦国になる前から道路のインフラが乏しかったと言われています。

引用:https://www.asahi.com/articles/DA3S13209349.html
明治時代からようやく道路インフラに目を向けるようになったようですが、やはり限られた予算では道路整備よりも鉄道の整備に予算が使われていたようです。
そのため、鉄道社会から車社会になった日本では、まず一般道路の整備が不可欠でした。
そのため高速道路を税金で賄うことでできなかったのはないかと思われます。
ある東京の道路計画では、あまりにも無謀な道路計画でそれを達成するためには約500年の月日が必要だと言われていました。
そのため、より安価で短期間で建設するために、川や道路の上を通過する首都高速道路ができたと言われています。
現在の借金で道路を建設して、通行料で借金を返済する仕組みを導入していなければ、未だに日本は整備されていない道路がたくさんあったと言われています。
もう一つ日本の高速道路が高い理由があります。
それは、日本の地形や風土です。
日本は地形が険しいことや地震大国であること、地価が高いことなど悪条件が重なった国です。
そのため、道路を建設するのにも他の国よりも数倍の値段がかかると思われます。
上記のような理由から日本では高速道路の料金を上げるしかなかったということですね。
今後、高速道路の料金がどうなるかわかりませんが、当分の間は料金は据え置きかもしれませんね。
私の個人的意見では無料化を期待したいと頃ですが、首都高速道路などは老朽化しており、整備しなければならない状態です。
これらを全て税金で賄えるかと言うと難しいですよね。
日本が石油国家になれば、もしかしたら高速道路無料化もあり得るかもしれません。
今後、私は日本の採掘業者に期待したいと思います。
最後まで見ていただきありがとうございました。
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