最近、テレビでも超激辛料理を食べきる番組がありますが、そこでもたまに調味料として使用されている世界で最も辛い唐辛子と言われる「キャロライナ・リーパー」について話したいと思います。
このキャロライナ・リーパーは別名「カロライナの死神」と呼ばれているそうです。
食べたら死に近づくから「死神」とついているのですかね?
それだけでなく、この唐辛子は「世界一辛い唐辛子」としてギネス世界記録にも認定されている品種です。
調べてみると、このキャロライナ・リーパーの育成をしている動画がYouTubeで公開されていたので紹介します。
真っ赤な外見からとても辛そうですね。
これを激辛料理では火にかけているので、その辛さはさらにすごいようです。
ギネスに登録されていたということは、それ以前に登録されていた世界一辛い唐辛子がありました。
それは、2013年まで「世界一辛い」としてギネス世界記録に認定されていました。
その「世界一辛い」と言うものが「トリニダード・スコーピオン・ブッチ・テイラー」と言うものです。
とても長い名前ですね。
それから「キャロライナ・リーパー」がギネス記録に認定されてからは、今話題のYouTuberたちが食べる動画をこぞって公開したのが話題になりましたね。
この動画を投稿していた数多くのYouTuberたちは動画の後半で後悔しているのをいくつも見ましたね。
世界で最も辛い唐辛子としてギネスにも認定されている「キャロライナ・リーパー」とは?種や苗、栽培方法は?育ての親エド・カリーさんとは?
このようにYouTuberが「キャロライナ・リーパー」を食べている姿を投稿することについて、育てているエド・カリーさんはこのように語っています。
「ものすごく辛い唐辛子を食べることは、危険な行為ではない」
カリーさんが唐辛子を栽培し始めたのは、大学生の時からだそうです。
その時から唐辛子をよりか楽していくことに興味があったそうです。
これを聞いて、私はカリーさんはドMだと思いましたね!

引用:https://item.rakuten.co.jp/cayenne/002-137/
「キャロライナ・リーパー」は日本で良く目にする「鷹の爪」のような形ではなくとても特徴的です。
見た目は赤くて美味しそうな実ですが、食べたら最後ですね。
世界で最も辛い唐辛子としてギネスにも認定されている「キャロライナ・リーパー」とは?栽培方法は?
気になるのがキャロライナ・リーパーがどのように作られたかです。
調べてみると、カリーさんはより辛い唐辛子を作るために「ゴーストペッパー」と「ハバネロ」をかけ合わせることに成功したそうです。
<ゴーストペッパー>

引用:https://www.banggood.com/ja/200Pcs-Indian-Ghost-Pepper-Seeds-Chili-Seeds-Vegetable-Rare-Red-Carolina-Pepper-Seeds-p-1144914.html
<ハバネロ>

引用:https://cookbiz.jp/soken/culture/ranking_karai/
そして生まれたのが「キャロライナ・リーパー」と言うことですね。
どちらもとても辛いとして有名ですので、この二つを掛け合わせたものとなると皆さんも想像がつきますよね。
世界一辛くなるのも納得です。
形はハバネロとゴーストペッパーのまさに中間と言うところですかね。
大きさはハバネロに近く、質感はゴーストペッパーに近いという私の印象ですね。
実際に完成した「キャロライナ・リーパー」を初めて食べた時、カリーさんはその辛さに跪いてしまったそうです。
カリーさんは「キャロライナ・リーパー」を栽培するだけでなく、定期的にウィンスロップ大学で辛さのチェックをしているそうです。
チェックをするということは、辛さに変化が生じてしまうのでしょうか?
自然で栽培しているので環境によって成長速度や品質も変わってくるのかもしれませんね。
世界で最も辛い唐辛子としてギネスにも認定されている「キャロライナ・リーパー」とは?辛さの単位「スコヴィル」とは?
色々なものに「単位」と言うものがついていることで、そのものを比較することができます。
辛さにもその単位と言うものがあり「スコヴィル」と表現するそうです。
ピーマンの辛さを0スコヴィルとすると、ハラペーニョが5000スコヴィル

引用:https://sou-recipe.com/jalapeno/
チリセラーノが2万スコヴィル

引用:https://ja.wikipedia.org
レッドハラペーニュは20万スコヴィル

引用:http://www.specialtyproduce.com/produce/Red_Jalapeno_Chile_Peppers_810.php
ゴーストペッパーは60万スコヴィル

引用:https://cookbiz.jp/soken/culture/ranking_karai/
そして、カリーさんが品種改良した世界一辛い唐辛子に認定されてキャロライナ・リーパーは、なんと156万9000スコヴィル!!
他の唐辛子をゆうに超す辛さだということですね。
これだけ辛いと、食べた時に最初に来るのが「甘さ」だそうです。
しかし、すぐに強烈な「辛さ」が突然来るとのことですね。
その効果は尋常ではないようです。
目が血走り、涙が出てきて、体中から大量の汗が出てきます。
鼓動が激しくなり、自分で代謝が上がっているのがわかるそうですよ。

引用:http://blog.livedoor.jp/tsukemonoishi1234/archives/27150957.html

引用:https://tr.twipple.jp/
激辛グルメにチャレンジしている番組を見るとわかりますが、挑戦している人は尋常じゃない汗をかいていますよね。
それだけでなく、目も充血して唇は真っ赤なリップを塗ったように真っ赤になっているのが印象的ですよね。
2017年の5月に新しい唐辛子「Dragon’s Breath chile」が発表されました。
唐辛子を作っている方々はカリーさんの開発した「キャロライナ・リーパー」を超える辛さの唐辛子を作ろうと新しい品種を生み出そうとしているそうです。
噂によると、その「Dragon’s Breath chile」は辛すぎて人が死に至る危険性があることから調味料としてではなく医療への活用が考えられているそうです。
また、カリーさんは「キャロライナ・リーパー」の他にもいくつも発表していない唐辛子を栽培しているそうです。
その中には、すでに「キャロライナ・リーパー」の2倍以上の辛さがある唐辛子があるそうです。
ヒトはどこまでも追及する生き物なんですね。
辛さをどのように医療に役立てるのか私はこちらに興味を持ちましたね。
カリーさんには辛さだけでなく、唐辛子の辛さのうま味に関しても研究してもらいたいと個人的には思います。
唐辛子と言えば「辛い」と言うイメージですが、辛さだけでなく甘みが強いような唐辛子が好きではない人でも食べられるようなものを開発してほしいですね。
次にギネスを更新する人は一体誰になるのか楽しみですね。
最後まで見ていただきありがとうございました。