現生人類ホモ・サピエンスの新たな発見!8万5000年前にアラビア半島に到達していた?その理由は?




初めてこの言葉を聞く人は少ないと思います。

学生時代に簡単に「ホモサピエンス」について習っていると思うのですが、私は何にも覚えていませんでした。

「ホモサピエンス」を簡単にまとめると、ネアンデルタール人以降から現代人までを含めた学名です。

引用:https://matome.naver.jp/odai/2144556950384962701/2144557584595346603

簡単に言うと「知恵を持った」と言うことになるのではないでしょうか。

そんな現生人類「ホモサピエンス」に関して新しい発見があったそうです。

その新しい発見と言うのが、サウジアラビアの砂漠で発掘されたヒトの指の化石を解析したことから判明したそうです。

引用:http://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-42829439




しかし、よくあれだけの広大な土地からヒトの指の化石を発見しましたね。

その解析結果から現生人類ホモ・サピエンスは8万5000年前にはすでにアラビア半島に到達していた可能性があるという論文が有名なアメリカの科学雑誌「ネイチャー・エコロジー・アンド・エボリューション」で公表されました。

サウジアラビアで人類の祖先の化石が発見されたのは初めてのことで、この結果が正しかった場合は人類がアフリカから世界各国に移動し始めた時期と言うのが数千年早くなります。

ヒトの指の化石からここまでわかってしまうのはすごいですね。

この現生人類ホモ・サピエンスについては長い間、私たちの祖先である人類が誕生したアフリカから集団で移動し始めたのが約6万年前だと長年定説としてあったそうです。

しかし、近年の発達した考古学によってその答えに疑問が生じてきました。

そして、今回の化石の解析で今までの定説が覆されたということですね。

考古学者の中にはアフリカから地中海東部の沿岸などに移動したのは12万年前かそれよりも前なのではないかという人もいるそうです。

今回、発表した論文の研究チームは発掘された指の化石について確実にヒトの指であり、放射性炭素年代測定法によって直接的な推測に成功したとしています。

このヒトの化石は成人の中指であり長さ3.2センチだということです。

引用:http://www.afpbb.com/articles/-/3170653?cx_part=latest&cx_position=20

2016年にサウジアラビアのネフド砂漠で発見されて研究チームは2年間その骨を研究したそうです。

ちなみに、研究チームが年代を特定した手法と言うのが「ウラン系列年代測定法」と呼ばれる放射測定だそうです。

一般人の私にはよく理解できませんでしたが、結果に2年かかるということからかなり難しいものだということがわかりますね。




この発見により、他にも新たな説ができたということです。

それは、これまでは現生人類は集団でアフリカから海沿いを移動してアラビア半島南部、インドを経由してオーストラリアに渡ったとされています。

しかし、今回の発表により現生人類がこれまでの海沿いを移動したのではなく、ユーラシア大陸の内陸を陸中心に移動したのではないかと言う説が有力になったとしています。

これだけでなく、その骨の持ち主について一緒に高度の石器やカバなどの色々な動物の化石も出土したことで、その人物たちは水や動物などを求めて移動する半遊牧民族だったというところまで推測しています。

成人の中指だけでこれだけのことがわかってしまう現代が何だか少し怖いですね。

しかし、こういったことを発見、研究する考古学者たちがいるからこそ私たちは自分たち人類の起源を知ることができていると思います。

最後まで見ていただきありがとうございました。




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