皆さんは「オオウミガラス」と言う名前をご存知ですか?
ちなみに私は初めて聞いたのですが、つい最近まで地球上に存在した生き物であり、人間が絶滅させた生き物になります。
しかし、オオウミガラスに関して調べてみると絶滅するために生まれてきたような生き物のように自分は思いました。
少し興味が出てきたので、皆さんと情報を共有したいと思い「オオウミガラス」について調べてみました。
オオウミガラスが絶滅した原因は?理由は?ペンギンとの違いや再生、復活は?

引用:https://5miki.jp/archives/166
写真を見ていただくとわかると思いますが、鳥とペンギンをくっつけたような生き物ですね。
実際に「オオウミガラス」は海中に潜水して魚類やイカなどを捕食していたそうです。
分類としてはウミスズメ科に分類される海鳥の一種だということです。
鳥よりもペンギンに近いですね。
陸上よりも水中のほうが得意ということですね。
また、調べによると「オオウミガラス」は非常に警戒感が低い生き物だったようで人間が近くにいても全く警戒せず、逆に近づいてきたそうです。
当然のように人間は「オオウミガラス」を食用としていたため、乱獲されていました。
その乱獲が始まったのが8世紀ごろだとされています。
小氷期で全体の個体数が減ったと言われていますが、大きな原因は乱獲によるものだという専門家もいます。
人間にとって警戒心の弱い「オオウミガラス」はとても良い食料だったと考えられますね。
食べ物が勝手に近づいてくるんですから当然ですよね。
原因は上記のようなことだと言われていますが、もう一つ私は考えています。
それが「オオウミガラス」の生態です。
「オオウミガラス」は一年に一個しか産卵しないそうです。
極端に繁殖力が低いと言うことが「オオウミガラス」を絶滅にしたもう一つの要因だと思います。
オオウミガラスとは?プロフィールを公開!
まず、簡単にオオウミガラスについて紹介します。
<オオウミガラスのプロフィール>
・全長:約80センチ
・体重:約5キロ
現在、ペンギンと呼ばれている中では真ん中辺ですね。
オオウミガラスが絶滅した原因は?理由は?惨殺事件が…
有名な「オオウミガラス」惨殺事件と言うのが記録に残っているそうです。
それが、1534年にフランスの探検家であるジャック・カルティエがニューファンドランド島に上陸した際に1日で1000羽以上の「オオウミガラス」を惨殺したそうです。
この事件がきっかけとなり、ヨーロッパでは「オオウミガラス」の乱獲が広がったそうです。
それから200年以上がたった1750年頃には「オオウミガラス」は北大西洋にわずかに残るだけとなったそうです。
さらに、50年以上たった1820年にはオオウミガラスが生息する地域はアイスランド沖のウミガラス岩礁のみとなったそうです。
なぜ、そこだけになったかと言うとウミガラス岩礁と言うのは周囲を崖に囲まれていたため人が立ち入れなかったそうです。
しかし、自然は残酷でした。
人間からは守られたのですが、自然には勝てなかったということですね。
1830年に海底火山が噴火して人間に守られていた岩礁が海に沈んでしまったそうです。
それにより、「オオウミガラス」は50羽ほどにさらに減少してしまいます。
ちなみに、災害から生き残った「オオウミガラス」はウミガラス岩礁に近いエルデイと言う岩礁に移り住みます。
人間は欲深い生き物ですから人が持っていないものを持ちたくなりますよね。
絶滅寸前の「オオウミガラス」は希少価値が非常に高くなり標本は収集家や博物館が高値を付けて買うようになったそうです。
当然、お金目的で「オオウミガラス」を狩ろうという人間が出てきてもおかしくありませんよね。
1844年7月3日にエルデイで確認されたオオウミガラスの排卵中のつがいだったそうです。
発見者は1羽をこん棒で殴り殺し、もう1羽は絞め殺したそうです。
そして、残った本当の意味での最後の「オオウミガラスの卵」はその時割れてしまったそうです。
この発見が最後に「オオウミガラス」を見たものはいません。
あと100年生き残っていれば、中国のパンダのように保護動物として生き残らせようと動いていたのかもしれませんね。
オオウミガラスが絶滅した原因は?理由は?生息地や生態は?名前の由来は?
絶滅してしまうような生物ですので、生息地域も限られていたのかと私は思っていたのですが、生息地域は意外と広くニューファンドランド島、グリーンランド、アイスランド、アイルランド、イギリス、スカンジナビア半島の北大西洋や北極海に群れで生活していました。
生息地域までペンギンとそっくりですね。
寒い地域を好んでいたことがわかりますね。
調べていくうちに驚いたことが一つありました。
なんと、「ペンギン」と呼ばれた最初の鳥が「オオウミガラス」だったそうです。
「Pinguis」と言う言葉は「脂肪」と言う意味で「太った鳥」と言うことから「ペンギン」と呼ばれ始めたと言われています。
「ペンギン」と呼ばれた最初の海鳥と言うこともあって現在のペンギンと同じように、非常に親子や仲間との信頼関係が強かったそうです。
調べによると、子供を背中に乗せて魚のいるポイントまで子供を連れていき狩りの練習と思われる行動をしていたというところを目撃されています。
オオウミガラスが絶滅した原因は?理由は?生き残っていた?どこで?どうして?

引用:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Oeufs002b,47.png
1844年に3人の男によって絶滅したとされている「オオウミガラス」ですが、生き残っている説もあるそうです。
1852年のニューファンドランド島のグランドバンクで「オオウミガラス」らしきペンギンが目撃されているそうです。
もしかすると、どこか人間が知らない土地で生きながらえているのかもしれませんね。
ちなみに、現在ではおよそ80体の剥製と約20体の骨格標本と70個ほどの卵殻が残っているのみだそうです。
当然、最後と言われる「オオウミガラス」を殺した3名の男性は悪人として今もなお語り継がれているだけでなく、博物館やコレクターに金銭目的で売っていた人たちも非難されているのは当然のことです。
人間が生きていくために他の成分を殺さなくてはいけないのはしょうがないですが、絶滅させるまで乱獲することは間違っていますね。
逆に保護し過ぎてしまってもいけないと私は思っています。
昔は良く日本ではクジラの肉を食べていたと思いますが最近ではめったに見なくなりましたよね。
これは、捕鯨保護団体などが関係していると思います。
捕鯨保護団体はクジラやイルカなどは人間並みの知能があるというために殺害することは人間を殺しているのと一緒だと考えているようです。
私も乱獲に関しては反対していますが、あまりにも守りすぎるのは良くないと思っています。
例えばクジラですが、知能が高いというのは私もわかります。
しかし、それだけでなくクジラは生物の中では天敵のいない食物連鎖の頂点にいるため逆に増えすぎてしまう可能性があると私は思っています。
特にクジラは体も大きい為、生きるために1日に大量に魚などを食べます。
それが増えれば、私たちの生活にも影響を及ぼす可能性があると私は思っています。
そのため、私は極端な乱獲は反対していますが保護し過ぎることにも反対しています。
オオウミガラスと現在のペンギンとの違いや特徴は?

引用:https://ameblo.jp/sakiflower1988/entry-11147203871.html
上記のことをわかりやすくまとめると、オオウミガラスは1年にわずか1個のペースで産卵します。
ちなみに、その卵はおよそ直径で13センチほどだそうです。
6週間~7週間の間オスとメスが交互に卵を温めます。
ほとんどペンギンと同じですね。
「元祖ペンギン」と呼ばれているだけはあります。
絶滅の原因は、オオウミガラスの警戒心の無さと人間の乱獲によるものです。
人間が生きるために動物を殺すことは仕方ないことですが、あまりにもかわいそうですね。
食用とされてから500年もたたないうちに地球上からいなくなってしまったと考えると人間の恐ろしさがわかりますよね。
もしかすると、いつになるかわかりませんが今度は人間が人間を絶滅させるかもしれませんね。
オオウミガラスが復活する可能性がある?その方法は?
題名にもありますが、もしかすると将来的に絶滅したと言われるオオウミガラスが復活するかもしれません。
その方法と言うのが、オオウミガラスのDNAの情報から復活させると言うものです。
ついに人間はいなくなった動物を復活させることができるようになるのかと思うと「すごい」と同時に恐ろしくもありますね。
オオウミガラスとけものフレンズとの関係は?

引用:https://twitter.com/carasohmi/status/904059980612898816
オオウミガラスと検索すると「けものフレンズ」と言うキーワードが一緒に出てきます。
なぜかと思い調べてみたところ、絶滅した動物をアニメキャラとして登場させているところがあるようです。
このけものフレンズには、他にも絶滅した動物が出てきているようです。
例えば、「オーロックス」や「アラビアオリックス」と言う生き物などです。
「オーロックス」はユーラシア全体や来たアフリカなどに生息していたそうですが食用として乱獲されたり開発などによって生息地域を追いやられたりしたことで絶滅しました。
オオウミガラスと同じような感じですね。
絶滅した動物を楽しく知りたい方は、ゲームの「けものフレンズ」と言うものをやってみてはどうですか?
最後と言われたオオウミガラスを殺して絶滅させた3人の男とは誰?
ここまで調べてみて、私が一番気になったのが「オオウミガラス」を絶滅させた3人の男についてです。
産卵していたオオウミガラスのオスをこん棒で殴り殺し、卵を守っていたメスを絞殺し、卵を投げ捨てたという細かいことが後世まで語り継がれているということは、本人から聞いた人物がいるということですよね。
その3人とは一体誰なのでしょうか。
調べてみると、本当に絶滅させた3名かはわかりませんが名前が出てきましたので紹介します。
・ジグダー イスレフソン
・ヨン ブランソン
・ケティル ケンティルソン
この3名が殺した最後のオオウミガラスはコペンハーゲンで剥製にされて10クローネで売られたそうです。
当時としてはとても高値で売られたのではないでしょうか。
何といってももう存在しない生き物ですからね。
現代も希少価値の高いものは高値で売り買いされます。
売り手も買い手も悪いですが、売り手と言うのは買い手がいなければ捕獲する意味がありませんよね。
また、売り手と言うのは比較的お金に余裕がない人たちだと私は思っています。
だから危険をおかして密猟などを行います。
簡単に言うと、お金のためなら何でもやるというのが売り手です。
そのため、密猟などを固く禁止した法律を作っても生活のために一攫千金を夢見ている売り手はいくら縛られたとしてもやり続けると思います。
そのため、私は逆に買い手にとってきつい法律を作るのが良いのではないでしょうか。
例えば、買い取った買い手にはそれ相応の罰を与えることです。
売り手とは違い、買い手は多少のリスクでは動じないと思いますがある程度のリスクは回避すると私はおもいます。
そのため、買い手に圧力をかけて購入しないようにすることで需要と供給と言う関係がなくなり、売り手はお金が稼げないとわかればやる価値はなくなりますよね。
そうすれば、密猟などはなくなるのではないでしょうか。
とはいっても、地球上は何でもバランスでできていると思います。
保護し過ぎても乱獲し過ぎても地球にとって良くありません。
今後、保護している生き物が増えすぎてしまったらどうするのか楽しみですね。
話がまとまっていませんが、生き物は大切にしなければならないということですね。