BPOにかけていると批判された水曜日のダウンタウンの「笑ってはいけない」なぜ?どうして?理由は?原因は?

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皆さんも一度は見たことがある番組だと思いますが、今その番組が存続の危機になっていることを知っていますか?
その番組と言うのが、人気お笑いコンビ「ダウンタウン」が出演している大晦日に放送されているバラエティー番組「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!大晦日年越しSP絶対に笑ってはいけない24時!」です。
今回、問題となっているのは、その「笑ってはいけない」で浜田雅功さんがアメリカの俳優であるエディ・マーフィにふんした格好をしたものです。
これは、今アメリカのメディアからもバッシングされており大きな問題となっています。
また、それだけでなくベッキーの禊と評してドッキリ企画としてベッキーに「タイキック」を行ったこともネットでちょっとした騒動となっています。

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まず、「笑ってはいけない」と言う番組を少し紹介すると、この番組はレギュラーのメンバーが笑うことを禁止され、笑った場合はお尻を棒で叩かれるという番組企画になっています。
この番組は今回で15回になり、毎年大晦日の恒例番組となっている人気番組です。

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私も毎年楽しみに見ているのですが、だんだんと規制が厳しくなっているのか私個人的な意見としては面白くなくなってきているように感じています。
そんな人気番組で今回問題となったのが、浜田さんがふんしたエディ・マーフィです。
浜田さんはファッションだけでなく、顔を黒塗りにして登場しました。
これに対して、番組終了後の後日、アフリカ系米国人であるコラムニストのバイエ・マクニールさんが問題視したことで大きな波紋を広げます。
それから、英BBCでもこれについて「ブラックフェースはきわめて侮辱的」としています。

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米ニューヨーク・タイムズでも「人種差別」であり「容認できない」とコメントしています。
一番組の放送が国際問題に発展するのは前代未聞の出来事ですね。
しかし、この問題は放送した日本テレビに責任があり浜田さんにはまったく責任はないと個人的には思っています。
だが、この問題を事前に防げたかと言われると難しかったかもしれません。
私もリアルタイムで見ていましたが、浜田さんの格好に「人種差別」だと少しも思いませんでした。
芸人が「ものまね」をしているという解釈でした。
私も海外からこのような意見が出てきて初めて問題に気付いたくらいです。
今後、ネットが発達したことでよりこのような問題はデリケートに扱っていかなければならないのかもしれません。
しかし、こういった問題からどんどん番組でできることが少なくなるのはなんだか寂しいものです。
以前にも「笑ってはいけない」と言う番組はBPO(放送倫理・番組向上機構)の審議対象となり番組存続も危ぶまれていました。
そんな中、今回は国際問題に発展する可能性すら出てきてしまったことは次の大晦日の番組がどうなるか私は心配です。
以前からダウンタウンの松本人志さんは、この「笑ってはいけないシリーズ」をやめたいと漏らしていたことが現実になる可能性は非常に高くなったのではないでしょうか。
BPOとは?意味は?水曜日のダウンタウンが叩かれている訳は?理由は?原因は?ベッキーの「タイキック」に批判殺到!ネットの反応は?

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今回、浜田さんの黒塗り問題で海外からは「人種差別」だと批判が相次いでいますが、日本国内ではそれだけでなくほかにも批判が出ている出来事がありました。
それが、タレントのベッキーがお尻を蹴られた件です。
これについて、SNSなどネットでは批判が相次いでいます。
番組内では、「ベッキー 禊のタイキック」としてベッキーも知らされていないタイキックをお尻に叩き込まれました。

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ベッキーは「タイキック」を受ける前に青ざめた表情で「えっ、ちょっと待って、待って、聞いてない」と少しパニックになりながら続けて、「やだ、やだ、やだ、やだ~。私はもうスッキリしているんです。」このように続けていました。
しかし、パニックになっているベッキーに対して浜田さんは「動いたら危ない」と笑いながら声をかけ女性キックボクサーに本気のキックを叩き込まれます。
「痛い! やばい、これ」とその場で倒れこみます。
私もこのシーンは見ていましたが、素人の蹴りではないので非常に思い身体の芯に響くものだと感じました。
その後、「これからも、よろしくお願いいたします…」と力のない声で言い退場しています。
これに対してネット上では、様々な意見が飛び交いました。
「ベッキーのタイキックやら、浜ちゃんのブラックフェイスはよくない。さらに言えば痛いことして笑いをとるテレビバラエティ全体が何とも言えない気持ちになる」
「さすがにない」
「やりすぎ」
「かわいそう」
「嫌がるベッキーを無理矢理晒して、タイキックの暴力。そしてそれを笑いながら見ているダウンタウン。最低です」
「ベッキーさんがタイキックされる動画を見て怒りで震える」
「ガキ使もういいや。ベッキータイキックの流れで完全に萎えた」
今回の件で、「笑ってはいけない」の根本的な問題が浮上したことになります。
上記の意見の中で、「痛いことして笑いを取る」これがそもそも問題だという意見も多く見られました。
よーく考えると「痛いことで笑いを取る」と言うのは良くないかもしれません。
しかし、こういったことも規制してしまったらテレビは何を写せばよいのでしょうか。
人気お笑い芸人の出川さんなどの身体を張った芸なども見方を変えれば良くないと思います。

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また、ドラマなどの殺害シーンや死体が写るシーンなども良くないですよね。
最近のテレビは規制が多くて面白さにかけてしまっていると私は感じます。
もう少し規制を緩和してくれても良いのではないでしょうか。
また、やりすぎな部分もありますが他の面白い部分もしっかりと見てほしいと私はおもいます。
BPOとは?意味は?簡単に!水曜日のダウンタウンが叩かれている訳は?理由は?原因は?

引用:https://i0.wp.com/otonmedia.jp/wp-content/uploads/2017/11/warattewaikenai_american.jpg?resize=640%2C427&ssl=1
今回の問題などでBPOと言う言葉がたくさん出てきました。
このBPOと言うのは一体なんなのか簡単に紹介したいと思います。
まず、BPOとは「放送倫理・番組向上機構」と言われており、日本放送協会である(NHK)や民放連(日本民間放送連盟)などからの出資によって組織されている任意の団体と言うことです。
また、以下にBPOの目的などを簡単に紹介したいと思います。
「本機構は、放送事業の公共性と社会的影響の重大性に鑑み、言論と表現の自由を確保しつつ、視聴者の基本的人権を擁護するため、放送への苦情や放送倫理上の問題に対し、自主的に、独立した第三者の立場から迅速・的確に対応し、正確な放送と放送倫理の高揚に寄与することを目的とする」と掲げている
引用:https://ja.wikipedia.org/wiki
2007年12月4日の衆議院総務委員会でBPOの飽戸弘理事長はこのような発言もしていました。
「BPOの役割は、番組を監視して罰するところではないということもやはり国民の皆さんにしっかりと、あくまでも放送事業者自身が自主的にさまざまな問題を解決していく、そのためにBPOは応援していく、視聴者と放送局の仲介をするところであるということを国民の皆さんにも周知して知っていただくということが必要だと思います」と述べている
引用:https://ja.wikipedia.org/wiki
これらのことから、BPOは放送局よりも強い権力があることがわかります。
簡単に言うと、BPOが決定したことについて放送局は忠実に守っていかなければならないということですね。
苦情などの流れ的には、まずBPOに私たちの放送による苦情などが集められそれらが審議されて容認された場合、その放送局に注意喚起していく、また守られなかった場合の対処の検討などもするという組織になっているのではないでしょうか。
しかし、今後規制が多くなることで番組の質が落ち、若者のテレビ離れが加速しないことを願いたいところです。
まとめ

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今回は、大晦日恒例の「笑ってはいけない」について取り上げましたが、これをきっかけに他の番組に関しても何かしら飛び火するかもしれません。
私は小さい時からテレビは見るほうでしたが、昔に比べて無茶をする番組が少なくなってしまったと実感しています。
そのため、昔に比べて面白さが少し減ったのではないでしょうか。
今後、どんどん規制が広がり面白い番組が少なくなってしまったらテレビ業界はどうなってしまうのでしょうか。
youtubeなどのインターネット無料動画サイトなどには負けてほしくないですね。
今後、どのようにテレビ業界が動いていくのかチェックしたいと思います。