アメリカのニューヨーク市のダンス禁止法廃止?キャバレー法とは?何?どうして?理由は?原因は?オーストリア?メリットやデメリットは?




皆さんは「ダンス禁止法」と言う法律を知っていますか?

今話題となっているのが、ニューヨーク市の大半で禁止となっていたナイトスポットでのダンスが91年ぶりに廃止されバーでダンスを合法化することが決まりました。

そんな「ダンス禁止法」について今回は簡単に皆さんと情報を共有したいと思います。




ニューヨーク市の「ダンス禁止法」が廃止?いつ?なぜ?理由は?

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まず、ニューヨーク市で「ダンス禁止法」が制定されたのは1926年のことで、キャバレー免許を持たないバーやレストランでのダンスを禁止する法律です。

日本でいうと、風営法のようなものなのでしょうか?

批判家によると、この「ダンス禁止法」ができた理由と言うのが「ハーレム地区のジャズクラブに対する人種差別的試み」として制定された法律だそうです。

先月の10月31日におこなわれた議会で41対1の賛成多数で「ダンス禁止法」の廃止が決定しました。

また、この結果を民主党のビル・デ・ブラシオ市長の承認により署名を得てから30日後に有効となり正式に「ダンス禁止法」が廃止されることになります。




ニューヨーク市の「ダンス禁止法」廃止決定!擁護者たちの反応は?コメントは?

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この「ダンス禁止法」の廃止により、多くの市民や団体からは歓迎のコメントが多数発表されているようです。

そんな中からいくつかコメントを紹介したいと思います。

「キャバレー法は、過去1世紀もの長きに渡りニューヨーク市の文化を抹殺し続けてきました。私たちはこの法の廃止をこのうえなく祝福します。正しいことを履行した市の行政と、この素晴らしい都市にいる同志や住民から受けた献身的な努力と支持を、私たちは非常に誇りに思います」

ダンス解放ネットワーク設立者:ジョン・バークレイ

「ダンスが91年間も禁止されてきた中、今日という日はニューヨーク市にとって素晴らしい一日となりました」

非営利団体 ダンスパレード事務局長:グレッグ・ミラー

「91年が経過しましたが、ついに起こるんです。現在進行形で進んでいるのです」

アンドリュー・ミッチモア

自由の国アメリカで未だにこのような人種差別がまかり通っていたことに私は驚きました。

しかし、「ダンス禁止法」なる法律があるのがとても驚きですね。

認可されたところでないと踊ってはいけないというのは面白い法律です。




ニューヨーク市の「ダンス禁止法」廃止により解禁されるお店の数は?

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調べたところ現在ニューヨーク市には約2万5000軒の飲食店があるようです。

しかし、「キャバレー法」で認可されているのはわずか100軒ほどしかないようです。

なぜ、これしか許可されていないかと言うと、この「キャバレー法」の認可を受けるには複数の市営機関の承認が必要だということです。

そのため、多くの飲食店では認可を受けられていないのが現状でしたが、今後はこれら約2万5000軒が自由に「ダンス禁止法」で禁止されていたことができるようになるということです。




ニューヨーク市の「ダンス禁止法」廃止!キャバレー法とは?

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1926年に制定された「キャバレー法」ですが、当初はライブエンターテインメントを規制する名目でモグリ酒場などを取り締まるのが目的だったと言われていますが、実際はそうではなかったそうです。

キャバレー法に詳しい弁護士によると、本当の目的はダンスではなく「音楽」だったと言います。

取り締まりにあっていた多くはハーレム地区のジャズクラブなどだったそうです。

「法律ができた背景には、黒人と白人が交流することを快く思わない人種差別的な感情や、公の場でソーシャルダンスを踊ることに対する、一部ピューリタンらの宗教的な反発もあった」

シェビニー名誉教授

しかし、現在のアメリカ大統領であるトランプ氏はどのように受け止めるのでしょうか。

以前に、白人至上主義者を擁護するような発言をしていたことから今回も何らかのコメントがありそうですね。




ニューヨーク市の「ダンス禁止法」、「キャバレー法」の歴史とは?

キャバレー法について調べてみるとこれまでにたくさん改正されていたことがわかりました。

まず、「キャバレー法」が制定された理由は色々と説がありますが、ストライキなどを防止する条例だったようです。

1946年にはトロンボーンの奏者のポケットから注射針が見つかり逮捕されます。

そのときに、キャバレーカードを取り上げられ半年間の限定臨時カードが交付されるのに10年待つことになったそうです。

そして、トロンボーン奏者は1958年にこのキャバレー法を憲法違反だとしてニューヨーク市警を相手取り提訴しています。

その裁判によってトロンボーン奏者には速やかにキャバレーカードを発行、そしてキャバレーカードの要件を緩和する判決が言い渡されたそうです。

しかし、キャバレー法が廃止されるのにこの裁判から8年かかっています。




キャバレー法にはミュージシャンの性格まで細かく規定されていた?

驚くことに、キャバレー法には奏者の性格まで規定されていたようです。

1967年に「クラブで演奏するミュージシャンは性格が良くなければいけない」とする珍妙な条項が削除されました。また、80年代には、「金管楽器やパーカッションを演奏する場合」「3人以上の奏者がステージに上がる場合」に許可が必要だとする規定も撤廃されています。

一度は注目されなくなった「キャバレー法」が再び表舞台に立ったのは、ルドルフ・ジュリアーニ市長の時でした。

この方は治安回復に力を注いでいた人物であり、キャバレー法を利用して騒音や暴力沙汰の多いバーやクラブなどの取り締まりをしました。

その後、マイケル・ブルームバーグ市長になってからこの条例を見直す動きがあったそうですが、結局は見直されずにしぶとく生き延びていたということになります。

2007年にはダンス振興団体がキャバレー法が憲法違反だとして提訴しましたが、敗訴しました。

その理由が「娯楽のためのダンスは連邦や州憲法によって保護される表現の自由の形態に該当しない」と言う理由だったようです。

調べていくほどおかしな法律だと思ってしまいますね。

最近では2014年10月に弁護士のアンドリュー・マッチモアさんが市を相手取り連邦裁判所に訴訟しています。

キャバレーのライセンスとは最長で2年、またお店の規模などに大路手150ドル~1000ドル支払う必要があるそうです。

それ以外にもライセンスなどを取得する必要があるそうで安くない出費のようです。

しかし、3人以上踊っていたら許可がないといけないなどの法律内容はとても馬鹿らしいですね。

潜入捜査で警察官3人が踊っていれば、取り締まりの対象とできるということですよね。

取り締まりたいお店に派遣すれば簡単に取り締まることが可能と言うことですね。

警察側に有利な法律だからこそこれまで廃止されてこなかったのでしょう。




まとめ

今回はニューヨーク市の「ダンス禁止法」について皆さんと情報を共有しました。

日本でも風俗営業法が改正されましたが、内容的には風営法と似たような法律でしたね。

しかし、このように色々と取り締まりが厳しくなってくると住みにくくなりますね。

法律で縛るのもほどほどにしてほしいです。




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