3Dクロスウォークとは?アイスランドで導入された3D横断歩道とは?何?どういうこと?実装する理由は?事故抑制のアイデアが話題に!メリットやデメリットは?





皆さんは「トリックアート」と言うものを知っていますか?

ある位置から見ると、写真が立体的に見えたりする絵などをそのように呼びます。

この技法は色々なところに応用されていますが、今、アイスランドのある町が話題となっていることをご存知でしょうか!

今回はアイスランド「3D横断歩道」と言うものについて皆さんと共有したいと思います。



「3Dクロスウォーク」とは?別名「3D横断歩道」は何の目的で導入された?狙いは?理由は?原因は?

まず、「3D」と言うものは皆さんもお馴染みだと思います。

映画やテレビで例えると、平面のものがあたかもそこにあるように立体的に映し出される現象です。

この技法は私たちの生活の中にあふれている技術ですが、アイスランドのイーサフィヨルズゥルと言う町では「横断歩道」で使われたことで大きな話題となっています。

なぜ、「横断歩道」に「トリックアート」の技法を導入したかと言うと、単に面白いという意味ではなく、自動車のスピードを抑えるために導入されたそうです。

日本でも自動車がスピードを出さないように地面に凹凸やジグザグに舗装したりと工夫された道路を見かけますが、「トリックアート」の技法を用いたものは聞いたことがありませんでした。

自動車事故と言うのはどこの国でも問題となっていることですが、アイスランドの「3Dクロスウォーク」と言う横断歩道は別の切り口で運選手をビックリさせるものだと思います。

それでは、アイスランドの「3Dクロスウォーク」を見てください。

引用:https://sekach.com/wp-content/uploads/2017/10/island-oudan-douro-3.jpg

引用:http://i.gzn.jp/img/2017/10/03/3d-crosswalk/00.jpg

合成写真だと思ってしまうほどの出来ですよね!

横断歩道と言うと宙に浮いている長方形のブロックですね。

始めてこの道を通った運転手はビックリすること間違いなしです。

しかし、この位置からでは立体的に見えますが他の位置からはどのように見えるのでしょうか。



「3Dクロスウォーク」、別名「3D横断歩道」の構造は?どうなっている?

引用:https://sekach.com/wp-content/uploads/2017/10/island-oudan-douro-5.jpg

引用:http://livedoor.blogimg.jp/otataho/imgs/6/2/62724f52.jpg

引用:http://articleimage.nicoblomaga.jp/image/54/2017/e/3/e354999ac14c7234bd3006a6f82da7efee646f361506990142.jpg

横断歩道の影や色を変えることで、ある一定の位置から見ると立体的に宙に浮いているように写るということですね。

この場合は横断歩道を渡る人には少し変わった横断歩道に見えます。

しかし、運転手がある距離から横断歩道を見ると宙に浮いているように見えます。

こうすることで反射的に車のスピードを落とすようにさせようということですね。

私たちは情報のほとんどを視覚から読み取っています。

そのため、いくら「トリックアート」と頭で思っていたとしても、「横断歩道」が立体的に浮き出てきたら反射的にブレーキを踏んでしまうということです。



「3Dクロスウォーク」。別名「3D横断歩道」ができたきっかけとは?誰が発案?

それでは、なぜこの「横断歩道」ができたかというと、アイスランドの環境委員長のRald Tryllaさんが発案したそうです。

発案した経緯はインドのニューデリーで車の速度抑制の取り組みが行われていることを知り、道路塗装会社の「VegmalunGIH社」に依頼したことが始まりのようです。

この動画は完成した「3D横断歩道」をドローンで撮影した映像です。

近所の人でしょうか。

道路脇から写真を撮っている人もいますね。

横断歩道について調べていると、他にもユニークで子供心をくすぐるようなものがありました。

渡りたくなってしまう横断歩道ですよね。

私も車を運転している中で良く見かけるのですが、すぐそこに横断歩道があるにも関わらず、横断歩道ではない道路を横断する人です。

なかには自転車で並走していて、いきなり道路を横断する人もいます。

しかし、このように横断歩道が描かれていると無性にわたってみたくなりますよね。

この「3D横断歩道」は自動車のスピード抑制のために作られたものですが、同時に歩行者がちゃんと渡りたくなるような要素もあるということですね。

これにより、歩行者のマナーも改善する可能性はありますね。



この動画は「3D横断歩道」が描かれるまでを動画に収めたものです。

普通に横断歩道を書くより格段にコストや時間がかかりますが、その分の効果は絶対にあると私はおもいます。

良くその県によってマンホールのデザインが違うように、横断歩道も将来的にはその県や市、町の特色を施す地域があるかもしれません。

その案を国が正式に受理するかわかりませんが、ぜひこの取り組みを導入してどれだけ効果があるのか検証してもらいたいです。

元はインドの「シマウマ柄の横断歩道」と名付けられたアイデアが参考になっているそうです。

しかし、このインドの横断歩道については見つかりませんでした。



「3Dクロスウォーク」別名「3D横断歩道」のメリットやデメリットとは?

この3D横断歩道のアイデアはとても素晴らしいと思います。

歩行者にとっても横断歩道を渡りたくなるようなアイデアですし、運転手は仮に「トリックアート」だとわかっていても横断歩道に近づくにつれて浮き出てくるブロックに少しは恐怖を感じます。

そのため、反射的にブレーキを踏みスピードを落とすと私はおもいます。

しかし、逆に事故を増やしてしまう可能性もありそうですね。

その道を始めて通る車が仮にぴったりと前後について運転していたとします。

日本では「あおり」とも言いますが、仮にそのような状況だとすると前を運転する車は急に横断歩道が宙に浮いて来たらどう思いますか?

まず、障害物だと思って思いっきりブレーキを踏むかもしれません。

その後ろの車は急ブレーキに対応できなくて追突するかもしれません。

また、急に浮き出てきますので、障害物だと思いハンドルを回してしまうかもしれません。

最悪の場合は歩道に乗り上げることも考えられます。

また、この3D横断歩道はわかりやすく日が昇っている時に撮影されています。

私が疑問に思ったのは夜です。

夜は視界も悪いですので、日が昇っているよりも急にその浮き出たブロックが現れるのではないでしょうか。

それが事実なら日没後に事故が増加する可能性もあります。

良いアイデアではありますが、違う方向から考えてみると事故を抑制するのではなく誘発してしまっている可能性もありますね。



「3Dクロスウォーク」、「3D横断歩道」のネットでの反応とは?

Ísafjarðartöffari í Hafnarstræti. #DaníelIngi #Ísafjörður #3dgangbraut #vegamálun #3d #3dpainting #walkthisway

A post shared by Linda Björk Pétursdóttir (@lindabjorkp) on

https://www.instagram.com/p/BaJSx8QjTZ1/

Testing 3D pedestrian crossing in Isafjordur #isafjordur

A post shared by Steinar H (@steinar.hansen) on

「3Dクロスウォーク」、「3D横断歩道」の成果は?実績は?結果は?

気になるのが、この3D横断歩道を導入したことによる事故の減少率ですよね。

インドでは「車は乗物ではなく武器」と言われているほどインドでは交通マナーが悪くスピード違反やマナー違反による事故が多発しているそうです。

しかし、インドのニューデリーで試験的に導入したところ、3D横断歩道を描いたところでは平均速度が何と時速30キロまで下がったそうです。

ちなみに、アイスランドのイーサフィヨルズゥルで始めて導入したRalf Tryllaさんは2~3週間ほど警察や交通局に3D横断歩道を描く許可の交渉をおこない、道路塗装会社である「Vegmalun GIH社」と協力して仕上げたと言います。

この3D横断歩道が描かれた場所はダウンタウンの旧市街にあり、非常に狭い道路のようです。

しかし、制限速度である時速30キロを守るドライバーが少なく守らせることが難しかったそうです。

まだ、3D横断歩道の影響はわかっていませんが、インドでの結果をふまえるとスピード抑制には非常に効果がありそうです。

もし、この実験が成功した際は他の横断歩道でも採用される予定だそうです。

やはりといいますか、警察や交通局と2~3週間も交渉した結果の物だったんですね。

日本では警察や交通局だけで済むでしょうか?

日本では、良い案でも検証などに時間がかかり実装まで非常に時間がかかるイメージです。

アイスランドでは3週間ほどで済みましたが、日本でこの実験を行おうとすれば半年や1年は軽くかかるかもしれませんね。



「3Dクロスウォーク」、「3D横断歩道」は日本でも試験的に導入されている?どこ?

引用:http://sharetube.jp/article/8130/

調べてみたら、日本でも試験的に導入されているところがあるそうです。

そこは、静岡県静岡市葵区の駿府城中堀の北門橋の近くにある横断歩道になります。

引用:http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/88/bed03f8997475c2c8a4bb1b18597d772.jpg

ここは、横断歩道での交通事故が多く歩行者の死傷事故が高いところだそうです。

しかし、写真で見た感じではアイスランドのような宙に浮いているようには見えませんね。

「少し立体的に見えるかな?」程度です。

あまりにも宙に浮いているように見えてしまうのは危険ですが、いまいちですね。

まとめ

今回は、アイスランドで実験的に導入された「3D横断歩道」について紹介しました。

インドでは既に効果が出ているそうですので、アイスランドでの結果が楽しみですね。

もし、実験に成功した場合は日本でも導入出来る可能性は十分にありますね。

しかし、上記でも紹介したようにデメリットになる可能性のこともあると思います。

下手をすると事故の抑制ではなく拡大につながるかもしれません。

良いものには悪いものもあります。

良い面があれば逆に悪い面があります。

この3D横断歩道はとても面白い発想で一見するとよさそうですが、絶対に悪い面も存在すると私はおもいます。

何が悪いのか、どこが悪いのかはわかりません。

もし、アイスランドに行ける機会があるのであれば実際に車でこの3D横断歩道を通って実感してみたいですね。




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