天皇陛下の退位はいつ?時期は?特例法とは?退位後の称号は?祝日などの恩赦は?なぜ退位する?




日本の象徴である天皇陛下の退位についてついに決まりつつあります。

私も天皇陛下の制度については良く知らなかったのですが、調べていくうちに大変な仕事なのだとわかりました。

仕事の内容やスケジュールを見ると、ブラック企業のようなスケジュールだったので良く天皇陛下は不満も言わずに仕事に取り組んでいたと思います。

そして、ついに天皇陛下の退位される日取りが決まりつつあります。

2017年6月に成立した「天皇の退位等に関する皇室皇室典範特例法」により天皇陛下の退位が可能になりました。

この法案は以下のようになります。

「この法律は、公布の日から起算して三年を超えない範囲内において政令で定める日から施行する」

これにより、天皇陛下は平成32年(2020年)の6月までに退位することが決定しました。

そのため、2020年の東京オリンピックでは、現在の皇太子殿下が天皇陛下として東京オリンピックに出席することになります。

しかし、即位礼や大嘗祭など天皇陛下の即位関連の儀式は1年程続くそうで、2020年の東京オリンピックと重ねるのは望ましくない。

そう考えると、天皇陛下が退位する日取りはおのずと決まってくるのではないでしょうか。

年末年始は天皇陛下の行事などが詰まっているため、難しいと考えて、早ければ来年の平成30年の4月1日、平成31年の4月1日などが妥当なのではないでしょうか。

私たちにとっては悲報かもしれませんが、もし退位の日程が4月1日になる場合はその年の祝日がひとつ減るという大変なことが起こってしまいます。

なぜかと言うと、今上天皇と明治天皇の誕生日である「文化の日」や昭和天皇の誕生日である「昭和の日」など天皇陛下が退位された日と言うのは祝日になっています。

しかし、今回の特例では天皇陛下は生きておられ、上皇になられます。

生きておられる上皇の誕生日を祝日にすることで天皇陛下と上皇の二重構造の象徴になってしまうことになります。

特例法が成立するまでは、天皇陛下がお亡くなりになってから新たな天皇が誕生することになっていたため、色々な部分に矛盾が現れることになってしまうということですね。

また、天皇陛下が「生前退位」を口にされてから色々な意見が上がりましたが、なぜ「退位」すると言うだけでこれだけ注目されるのでしょうか。

今回は、このような疑問に対して皆さんと共有したいと思います。




天皇陛下の「生前退位」はなぜ簡単ではない?どうして?理由は?原因は?

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私など素人意見では、天皇陛下が「退位」したいと言っているならさせてあげればよいのでは?と思いました。

また、天皇陛下のある月のスケジュールを見たら年齢が80歳を超えてあれだけの公務をされている天皇陛下ははっきりと言って体に相当の負担があると思います。

私たち国民は80歳だったらほとんどは定年退職している年です。

天皇陛下はその年齢になってもほとんど休みなく公務を行っているわけです。

私としては、「働かせすぎ」だと思いました。

しかし、「退位」と言うのはそんなに簡単なものではないようです。

そこには、日本の憲法や法律によって決められていることがあるそうです。

天皇陛下は憲法では「国民の象徴」であり、国政には関与できないと定められています。

また、法律である「皇室典範」にはこのように記されています。

・天皇は男子

・皇位継承は天皇が崩御した時

簡単に言うと、天皇陛下になれるのは男性のみであり皇位を継ぐときは現在の天皇陛下がお亡くなりになってからとされているということです。

「退位」したいからと言って簡単に天皇陛下をやめることはできないということですね。

また、天皇陛下は国政には関与できないということで、あくまで個人的に「生前退位」できないか?とお言葉になられました。

なぜ、そこまで注目されるかと言うと、もし天皇陛下のお言葉により「生前退位」を実現させたとすると国政に関与できない天皇陛下の言葉により憲法を改正したということで「法律違反」になる可能性があるそうです。

簡単に言うと、「国政に関与した」と言うことになりますね。

そのため、安倍首相も「生前退位」についてはこのように慎重な姿勢を取りました。

「お言葉を重く受け止め、どうしていくべきか考えなければいけない」

天皇陛下を犯罪者にすることは出来ませんから当然のことですよね。




天皇陛下の「生前退位」はいつ?今後は?

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それでは、実際に「生前退位」はいつ行われるのか予想してみたいと思います。

現在、言われている日程は早くて来年の平成30年4月1日が有力ではないでしょうか。

2020年の東京オリンピックとは重ねないと考えると、平成31年4月1日の可能性もありますね。

そのため、来年か再来年には「平成」ではなくて新しい元号に変わるということですね。

この変わる瞬間に立ち会えるというのはとても名誉なことかもしれません。

私たちは、東京でオリンピックをまじかで見る事ができて、更に天皇陛下が変わられる瞬間と元号が変わる瞬間まで見る事ができます。

今からどのような元号になるのか楽しみでしょうがないですね。




天皇陛下の「生前退位」で元号はどうなる?決め方は?方法は?

ちなみに、皆さんは元号の決め方を知っていますか?

私も初めて知ったのですが、中国の古典の内容から決定されているそうです。

日本で初めて使われた元号は「大化」だそうです。

基本的に元号の決め方は以下のようになります。

・国民の理想にふさわしい

・漢字2字

・中国と同じ元号にならないこと

・アルファベットの際に他の元号と被らないこと

私は平成生まれなので「H」になりますが、もし「H」で始まる元号になってしまったら、どちらの生まれなのかわからなくなってしまいますので当然のことかもしれませんね。

しかし、赤ちゃんパンダのように名前を予想することは非常に難しいかもしれませんね。



天皇陛下の「生前退位」で呼称はどうなる?皇太子は?葬祭は?

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天皇陛下が「退位」された際の新たな名前にも注目が集まっています。

候補としては、前天皇や元天皇と言う案もあったそうですが現在は「上皇」が一番の有力候補だそうです。

しかし、歴史上で上皇は天皇よりも上の立場に立ち政治に関与していたということであまり好まれた名前ではないという人達もいたそうです。

しかし、天皇陛下の「退位」後の名前もそうですが、次の皇太子様が誰になるかなども注目されることですね。

一般的には現在の皇太子である弟の秋篠宮文仁親王、または息子の悠仁親王が妥当かもしれません。

また、天皇陛下が即位した際は前天皇陛下が亡くなられたときでしたので、葬祭も行われていたと思います。

昭和天皇の時は1年をかけて葬儀を行ったそうです。

しかし、今回は「退位」と言うことで地位を譲るだけで亡くなられるわけではありません。

この場合はどういった式典を行うのかも注目されるところではないでしょうか。

何もかもが新しいことですので、ある意味で歴史が変わる瞬間をまじかで見れるのはとても光栄ですね。




天皇陛下のなぜ「生前退位」をする?理由は?原因は?

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天皇陛下が「退位」を希望した背景にはご高齢と言うこともありますが、その多忙な毎日によるものだと思います。

ある月の天皇陛下のお休みは5日ほどであり、ほとんどが国の公務に追われているそうです。

お仕事としては主に人に会うことですので相当のストレスもあると私は思います。

また、各国の要人などと面会するため粗相があってはならないというのもストレスの原因になるのではないでしょうか。

公務は年間で260日以上あるということです。

また、それ以外にも多くの行事に参加されていますので実質お休みはほとんどないということですよね。

私たちがブラック企業だの過労死だのと言って騒いでいますが、天皇陛下はそれ以上の仕事をしているということです。

そんな業務を80歳のご高齢が行っているということは信じられませんよね。

国のためだと言ってももっとこういった公務を分散することはできないのでしょうか。



天皇陛下の「生前退位」、今後の皇室典範はどのように変化していく?

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今回の「退位」から皇室典範は昔の決まり事であり現在には当てはめることが難しいということがわかります。

他にも今の日本の法律には多くの問題があると私は思います。

少し前に「政治資金規正法」の問題が話題になりました。

この法律は「ザル法」と呼ばれており、多くの抜け道があると指摘されていました。

このような法律がまだまだ存在するということです。

これと同じで、皇室典範も今の時代には合っていません。

そのため、今回の「退位」に関しての特例法のように変えていかなければならないのではないでしょうか。

簡単に言うと、天皇は男子でなければならない!

これも今の時代には不釣り合いな決まりです。

他の国から「差別」と言われてもおかしくないかもしれません。

また、私たちは65歳が定年ですが、皇室にはそのような規定がありません。

簡単に言うと、「天皇陛下は死ぬまで働け」と言っているようなものです。

これは、本当に正しいのでしょうか。

皇室の人は若い時から公務など仕事をしているわけですから、区切りを設定してその後は自由に暮らしても良いと私は思います。

今後、どのように変わっていくかは想像できませんが、良い方向に変わることを私は祈っています。




天皇陛下が「生前退位」するメリットとデメリットとは?

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天皇陛下が「退位」することのメリットは、今後の皇室典範について考えるチャンスを与えてくれたことではないでしょうか。

凝り固まった融通の利かない皇室典範を改革するために、天皇陛下は勇気を持って話されました。

また、上記でもお話ししましたが、80歳と言うご高齢でブラック企業以上の激務を行っている天皇陛下が公務を気にすることなく自由に余生を楽しむことができます。

また、過去に昭和天皇が崩御なされる前に色々な規制が入りました。

大きなお祭りやお祝いごとなどが禁止されて日本の経済活動が一時的に停滞したように思います。

昭和天皇に至っては1年ほど葬祭が行われましたので日本の経済は大きな影響があったと考えられます。

また、現在の天皇陛下が即位されたのは50歳を過ぎた時でした。

一般的な企業での一番の稼ぎ頭は30代~40代と言われていますからかなり遅いということです。

このように長く務めることも重要ではありますが、後継者の育成に関しては不十分なシステムです。

そのため、今回の「退位」というものが本格的に皇室に導入されることでスムーズに公務の受け渡しや天皇陛下への助言などもすることができます。

私も詳しくはありませんが、皇太子としての公務と天皇としての公務は似ているようでかなり違うと思います。

そういった面でも、いきなり「即位」して四苦八苦するよりは相談できる人が身近にいるときに「即位」できるシステムにすることで日本としても経済活動を停滞させずに済むのではないでしょうか。

そのことを天皇陛下は「お言葉」として選択肢を与えてくれたということは日本にとってもメリットかもしれません。

残念ながらメリットだけでなくデメリットもあります。

なぜ、明治時代に「崩御するまで」と決まったのかと言うと、「退位」、過去に「譲位」した天皇陛下を政治利用した人間がいたからです。

後水尾天皇陛下は興子内親王(明正天皇)に譲位して女性天皇を誕生させました。

この行為は当時の江戸幕府に大きな圧力を与えたと言われています。

明治天皇の父である孝明天皇は「譲位」の意向を示したことから「安政の大獄」が起こりました。

このようなことが過去に起こっていたことから命じ政府は政治利用を防ぐために「崩御なさるまで天皇陛下」と言う法律を作ったということです。

今回の「退位」は特例法として1代限りの適用になるそうです。

なぜなら、皇室典範を見直すというのは非常に時間がかかりさらに一度変えるとなかなか変えることができません。

その間に政治利用されるということもあります。

私も以前は「退位」したいのならそれでよいのでは?と簡単に思っていましたが、調べてみるとそんなに簡単なものではなかったようです。

しかし、天皇陛下の公務などを見ていると変えなければならない時が来たのではないでしょうか。




天皇陛下の「生前退位」に関する皇室典範特例法とは?

いまいち特例法についてわからなかったので、首相官邸のホームページで見てみました。

この法律は、
① 天皇陛下が、昭和64年1月7日の御即位以来28年を超える長期にわたり、国事行為のほか、全国各地への御訪問、被災地のお見舞いをはじめとする象徴としての公的な御活動に精励してこられた中、83歳と御高齢になられ、今後これらの御活動を天皇として自ら続けられることが困難となることを深く案じておられること

② これに対し、国民は、御高齢に至るまでこれらの御活動に精励されている天皇陛下を深く敬愛し、この天皇陛下のお気持ちを理解し、これに共感していること

③ さらに、皇嗣である皇太子殿下は、57歳となられ、これまで国事行為の臨時代行等の御公務に長期にわたり精勤されておられること
という現下の状況に鑑み、皇室典範第4条の特例として、天皇陛下の退位及び皇嗣の即位を実現するとともに、天皇陛下の退位後の地位その他の退位に伴い必要となる事項を定めるものとする(第1条)

引用:https://www.kantei.go.jp/jp/headline/taii_tokurei.html

前置きとして、現在の天皇陛下のご年齢に触れていますね。

これに続き、「上皇」に関しての記述や皇位継承後の皇嗣、王室典範の一部改正に関してやその他の贈与税の非課税等などが記述されています。

天皇の退位等に関する王室典範特例法について

今後、更に「退位」についての具体的な日取りや式典などが公表されると予想出来ます。



天皇陛下が「生前退位」を示唆したビデオメッセージとは?お言葉

象徴としてのお務めについての天皇陛下がお話しされたお言葉を紹介します。

戦後70年という大きな節目を過ぎ,2年後には,平成30年を迎えます。

私も80を越え,体力の面などから様々な制約を覚えることもあり,ここ数年,天皇としての自らの歩みを振り返るとともに,この先の自分の在り方や務めにつき,思いを致すようになりました。

本日は,社会の高齢化が進む中,天皇もまた高齢となった場合,どのような在り方が望ましいか,天皇という立場上,現行の皇室制度に具体的に触れることは控えながら,私が個人として,これまでに考えて来たことを話したいと思います。

即位以来,私は国事行為を行うと共に,日本国憲法下で象徴と位置づけられた天皇の望ましい在り方を,日々模索しつつ過ごして来ました。伝統の継承者として,これを守り続ける責任に深く思いを致し,更に日々新たになる日本と世界の中にあって,日本の皇室が,いかに伝統を現代に生かし,いきいきとして社会に内在し,人々の期待に応えていくかを考えつつ,今日に至っています。

そのような中,何年か前のことになりますが,2度の外科手術を受け,加えて高齢による体力の低下を覚えるようになった頃から,これから先,従来のように重い務めを果たすことが困難になった場合,どのように身を処していくことが,国にとり,国民にとり,また,私のあとを歩む皇族にとり良いことであるかにつき,考えるようになりました。既に80を越え,幸いに健康であるとは申せ,次第に進む身体の衰えを考慮する時,これまでのように,全身全霊をもって象徴の務めを果たしていくことが,難しくなるのではないかと案じています。

私が天皇の位についてから,ほぼ28年,このかん私は,我が国における多くの喜びの時,また悲しみの時を,人々と共に過ごして来ました。私はこれまで天皇の務めとして,何よりもまず国民の安寧と幸せを祈ることを大切に考えて来ましたが,同時に事にあたっては,時として人々の傍らに立ち,その声に耳を傾け,思いに寄り添うことも大切なことと考えて来ました。天皇が象徴であると共に,国民統合の象徴としての役割を果たすためには,天皇が国民に,天皇という象徴の立場への理解を求めると共に,天皇もまた,自らのありように深く心し,国民に対する理解を深め,常に国民と共にある自覚を自らの内に育てる必要を感じて来ました。こうした意味において,日本の各地,とりわけ遠隔の地や島々への旅も,私は天皇の象徴的行為として,大切なものと感じて来ました。皇太子の時代も含め,これまで私が皇后と共におこなって来たほぼ全国に及ぶ旅は,国内のどこにおいても,その地域を愛し,その共同体を地道に支える市井しせいの人々のあることを私に認識させ,私がこの認識をもって,天皇として大切な,国民を思い,国民のために祈るという務めを,人々への深い信頼と敬愛をもってなし得たことは,幸せなことでした。

天皇の高齢化に伴う対処の仕方が,国事行為や,その象徴としての行為を限りなく縮小していくことには,無理があろうと思われます。また,天皇が未成年であったり,重病などによりその機能を果たし得なくなった場合には,天皇の行為を代行する摂政を置くことも考えられます。しかし,この場合も,天皇が十分にその立場に求められる務めを果たせぬまま,生涯の終わりに至るまで天皇であり続けることに変わりはありません。

天皇が健康を損ない,深刻な状態に立ち至った場合,これまでにも見られたように,社会が停滞し,国民の暮らしにも様々な影響が及ぶことが懸念されます。更にこれまでの皇室のしきたりとして,天皇の終焉に当たっては,重いもがりの行事が連日ほぼ2ヶ月にわたって続き,その後喪儀そうぎに関連する行事が,1年間続きます。その様々な行事と,新時代に関わる諸行事が同時に進行することから,行事に関わる人々,とりわけ残される家族は,非常に厳しい状況下に置かれざるを得ません。こうした事態を避けることは出来ないものだろうかとの思いが,胸に去来することもあります。

始めにも述べましたように,憲法のもと,天皇は国政に関する権能を有しません。そうした中で,このたび我が国の長い天皇の歴史を改めて振り返りつつ,これからも皇室がどのような時にも国民と共にあり,相たずさえてこの国の未来を築いていけるよう,そして象徴天皇の務めが常に途切れることなく,安定的に続いていくことをひとえに念じ,ここに私の気持ちをお話しいたしました。

国民の理解を得られることを,切に願っています。

引用:http://www.kunaicho.go.jp/page/okotoba/detail/12

天皇陛下自身もご高齢であり、公務に支障をきたす可能性があることなど心配しているのがお言葉からわかります。

天皇陛下として長年の間、日本の象徴として公務を行ってきたので「退位」後は自由にのんびりと余生を過ごしてほしいですね。




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