私は生活をしていて、ふと疑問に思うことが良くあります。
今回も疑問に思ってしまったので、皆さんと共有したいと思いました。
その疑問に思ったことと言うのが、「豚乳」です。
私はコーヒーに良く牛乳を少し入れて飲みます。
皆さんも小学校や中学校で一度は飲む牛乳です。
他の国では牛の乳だけでなく、ヤギの乳なども飲まれているところがあります。
また、ヤギの乳で作ったチーズが高級食材として売られているところもあります。
しかし、豚の乳を飲んでいる。
また、豚の乳から作ったチーズを食べていると言ったことを私は聞いたことがありませんでした。
なぜ、豚のミルクは使用されないのでしょうか?
また、使われているのであればどのような味がするのでしょうか?
このような疑問を研究している学生のお話しがありましたので、まず紹介したいと思います。
ある学生が私と同じ疑問を持ち豚のミルクについて研究したそうです。
その方も研究を進めている中で、世界でも豚のミルクを使っている文化がナイト言うことを知ったそうです。
豚乳(豚のミルク)の取り方!搾乳方法!なぜ飲まない?理由は?原因は?

引用:https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/9/90/Little_pigs_are_eating.jpg
搾乳方法は牛やヤギなどと同じで、乳頭を刺激してミルクを出すそうですが、豚のミルクは一時間に一回の頻度で授乳しているそうです。
しかし、ミルクが出る量が少なく、1回あたり10秒~20秒しか出さないそうです。
そのため、豚のミルクを研究する場合はホルモン注射を打ってから採取するのが一般的だそうです。
既に、なぜ豚のミルクを飲まないのかと言う理由がわかってしまったように思います。
まず、一つ目はミルクがあまり取れないということですね。
1時間に1回でおよそ10秒~20秒しか取れないミルクをわざわざ苦労して取ろうとは思いませんね。
研究している学生は結局手搾りで豚のミルクを採取することに決めたそうです。
1時間に1回の頻度だったということで、豚舎に朝から張り付き子豚がミルクを飲んだ瞬間に手搾りで豚のミルクを採取していたそうです。
もし、豚のミルクを売り物に使用と考えたり、自分たちのために使おうと考えたとしても朝から晩までこのように見張っておく必要があり、また一頭から搾取できる量も多くないということとからたくさんの豚さんが必要になるということです。
また、たくさんの豚さんを育てるということはそれだけ労働者を雇わなくてはいけなくなり、費用対効果が合わないのかもしれません。
豚乳(豚のミルク)と牛乳、ヤギ乳、ヒツジ乳の違いとは?味は?成分は?何?今後は?
私が一番気になるところは、搾取する方法ではなく味ですね。
もし、とても美味なのであれば採取する方法がめんどくさくてもそれ相応の価値があります。
採取した学生は、牛やヤギ、ヒツジのミルクと味を比較したそうです。
その比較方法も味覚センサーと言う専用の機械を使用することによって客観的に味を評価することができます。
その味覚センサーの結果、豚のミルクは他の3種類に比べると「うま味やコク」がとても高く、「渋味刺激」や「塩味」はとても低い結果となったそうです。
実際に研究を行っている学生はこのような分析をしています。
「こってりした感じで、若干の甘さはあるが、雑味が強い。なじみのない味が、敬遠されてきた理由では」
こってりして甘みがあるのは良いですが、そこに雑味が混ざってしまっているのがいけないんですね。
逆にその雑味を消すことができれば新しい食材として生まれ変わることができるのではないでしょうか。
また、豚のミルクにはとても栄養素が豊富だそうで、ミルクを飲んで育つ子豚は一日1キロ体重が増えるそうです。
もし、このミルクの分析や研究が進み商品として販売されれば成長期の子供にはとても良いものになるかもしれません。
なんせ、1日で1キロ成長するだけの栄養素が入っていますから、人間の成長にも絶対に効きますよね。
豚乳の他に何のミルクがある?世界のミルク事情とは?
世界でも動物のミルクは良く飲まれていますね。
しかし、私たちが知らないものも中にはあるかもしれませんので今回はそのミルクについて皆さんと情報を共有したいと思います。
基本的に哺乳類ならミルクは採取できますが、一般的に出回っているミルクはそんなに多くはありませんね。
なぜなら、商品として販売するためにはコスト面なども考えてたくさんミルクが取れる動物で味もおいしくなければならないからです。
それでは以下に良く販売されているミルクを紹介したいと思います。
・牛乳
これは日本でもお馴染みのミルクですね。
牛の種類にもよってミルクの中に入っている栄養素は少しずつ違うようです。
・水牛乳
牛乳よりも淡白で低脂肪と言うのが特徴です。
沖縄では水牛の馬車に乗って観光出来るそうなので、地元の方は飲んでいるかもしれません。
・ヤクの乳
テレビでも良く紹介されますが、ネパールやチベット、モンゴルなどで良く飲まれているミルクです。
高山地帯、標高が高く寒い地域で飼われているためかなり濃く濃厚なのが特徴のようです。
・山羊乳
ヤギのミルクです。ヨーロッパなどで出回っているミルクでヤギのミルクからチーズも作られているそうです。
・羊乳
ヒツジのミルクです。噂によるとかなり濃厚なミルクのようです。
日本ではあまり聞きませんが、販売しているところもあるそうです。
・馬乳
馬と言うと、日本ではお肉がメインだと思います。
モンゴルなどでは馬のミルクが良く飲まれているそうです。
モンゴルでは「馬乳酒」と言うものも売られているそうです。
馬が家族の一員と言う認識のあるモンゴルでは当然のことなのかもしれませんね。
・ラクダ乳
ラクダと言えば、中東かもしれません。その地方では良く飲まれているそうです。
牛乳よりも低脂肪でクセなどもなく飲みやすいそうです。
一般に出回らないようなミルクも世界には存在します。それらをいくつか紹介したいと思います。
・豚乳
上記でも紹介しましたが、取れる量が少ないということが一番の問題だと思います。
ビジネスとしてはコストがかかりすぎるため世の中には出回らないです。
しかし、今後研究が進めば商品価値が出るかもしれません。
・鹿乳
鹿の肉は食べられますが、まず鹿を家畜にして育てているところがないということが挙げられるかもしれません。
基本的に狩りなどで仕留めてしまいますのでミルクはでません。
しかし、家畜化する計画はあるそうですので、将来的には日本でも牛や豚、馬などに続き食べられるお肉になるかもしれません。
また、牛などのように生産性のあるミルクならスーパーの店頭に「鹿のミルク」として並ぶかもしれませんね。
・象乳
ミルクに関して調べている時に発見しました。
飲まれているという情報はありませんでしたが、タイやインドでは神と崇められている存在です。
もしかすると、神聖な飲み物として飲まれているのかもしれません。
あれだけの身体を育てるミルクですので他の動物とは比べ物にならない栄養素があるのかもしれません。
もし、販売されているのであれば是非一度飲んでみたいですね。
豚乳(豚のミルク)には美容効果も?チーズは美味しい?wikiでは?
まず、豚のミルクが出回らないのは搾乳が難しいというのと、メスの豚が搾乳を嫌うそうです。
量も出ないためコスト面から商品化することは難しいということですね。
しかし、難しいとされた豚のミルクで料理人であるエドワード・リーと言う方は「チーズ」を作ったそうです。
その感想を「美味しい」と記述しているとのことですので、豚のミルクはもしかすると他のミルク以上に価値があるのかもしれません。
また、美容に良いということで、エグリントン伯爵夫人のスザンナ・モンゴメリーと言う方は、豚のミルクで洗顔した後にそのミルクを飲んでいたそうです。
やはり、搾取できる量が少ないということから希少価値が生まれたのでしょうか。
豚乳(豚のミルク)から取ったもので豚乳チーズを作成!所さん試食で感想は意外!テレビ番組で初の試み!ミルクが出る秘密とは?
豚乳チーズに関して調べていたら、まさかの日本のテレビ番組で作っていました。
その番組が所さんが司会を務める「目がテン!」です。
実際に所さんが作成した豚乳チーズを試食して「甘くて美味しい」と大絶賛していました。
この番組でも紹介されていましたが、豚は1日に約25回もミルクを与えています。
なぜなら牛などミルクを多く出す哺乳類にはミルクをためる乳槽と呼ばれるタンクがあるため大量にミルクを出すことができるそうです。
しかし、豚にはそのミルクをためる器官が発達していないためミルクを溜めることができないそうです。
そのため、一回に授乳できる量が少なく商品化が難しいのです。
25回も何万頭も搾乳していたら体力がいくらあっても足りませんからね。
豚乳(豚のミルク)を直に飲んだ人物が過去にいた?味は?「探偵ナイトスクープ」の「豚の乳を飲みたい!」と言う番組で…衝撃行動!
良い子の皆さんは絶対に真似をしてはいけない行動です。
牛の搾乳でも搾乳をする前に乳を洗浄します。
それは細菌がついている可能性があるからです。
それはどの哺乳類にも言えることだと思います。
そのため、動画のように直接口を付けてミルクを飲むという行為は細菌を体に取り込んでしまっている可能性があり非常に危険ですので、もし飲みたいのであればしっかりとした方法で搾乳しましょう。
コメント
北欧やアラスカなどトナカイを家畜化してる所では、トナカイ乳、いわゆる鹿乳を飲んでます。
ロバ乳ってのもある