臍帯血 民間バンク5社に4.5万人分保管!違法投与で厚生労働省調査へ




臍帯血、茨城つくばなどの民間バンクに保存してあるもの違法投与?

引用:http://www.s-b-c.net/lp/saitaiketsu/img/main3.jpg

臍帯血とは自分の子供が将来大きな病気になった場合を想定して臍帯血を有料で民間バンクに冷凍保存しておくものです。

臍帯血とは、色々な細胞に変わるいわば万能細胞のようなものです。

現在は、白血病などに効果があると言われているもので将来の子供のために残しておくという親たちも少なくないそうです。

現在は、民間バンク5社におよそ4万5000人分の臍帯血が保管されていると言われています。

この民間バンクに冷凍保存されている臍帯血の約2000人分は継続意思などが確認できていないなどの理由から契約が終了した後も破棄されずに保存されてたままであることも確認されています。

臍帯血を違法に投与したとして京都などのクリニックの代表や医師が逮捕されていますが、これらに使用された臍帯血は破たんした民間バンクから流出したものが使われていたとして厚生労働省が初めて実態調査を行いました。

民間バンクは規制対象外と言うことでしたが所有権の扱いや処分の方法などが不透明として、それらの実態を業務内容として届け出を求めることを民間バンク7社に通知しました。

契約切れの場合は原則的に返還するか破棄することを求めて有識者委員会で対策を検討するとしています。

私がこの件について驚かされたのが、民間バンクでは規制がほとんどなかったということです。

また、現在5社の民間バンクで約2000人分の臍帯血が契約切れで保管されていると言われていますが、私の予想では契約切れの臍帯血はどこかに高額で流れている可能性があると思います。

保管している企業も慈善活動ではありませんので、高額な冷凍施設を維持するためにどこかで利益を出さなければなりません。

保管費用についても調べましたが、それほど高額ではありませんでした。

将来のためにと言うことであれば、安いかもしれません。

また、今は少子高齢化へ進んでいる日本です。

臍帯血を預ける人たちの需要はどんどん減少していくはずですので、どこで利益を出すかと言うとわたしは今回話題となった違法投薬での収益などになるのではないかと思っています。

今回は違法で捕まってしまいましたが、50万円程で保管していたものが300万円以上の高値で売買できるというのは、すごいビジネスです。

私の予想では、今回判明した約2000人分の契約切れ臍帯血も高利回りのビジネスに利用されるものだったのかもしれません。

現在はステムセル研究所が約95%の4万3000人ほどの臍帯血を保管している状態です。

そのうち約1900人分の臍帯血が契約が切れたものであることがわかっています。

どの民間バンクの利用目的も「新生児本人の疾患治療等」としています。

しかし現在までに移植の実績があるのはステムセルの12件しかありません。

第三者への提供には基本的に国の届け出が必要になるのですが、現在までに1社のみ「がん治療などで約160件ほど」と回答していることがわかっています。

気になる臍帯血の契約終了後の扱いについては、ステムセル研究所では「60日経過後の権利放棄」となっています。

しかし、権利や扱いなどの記載がない企業もあったそうです。

また、「破棄」以外にも「研究や公共利用」「第三者の治療に利用」と記載している企業も多かったと発表されていますが、今回の厚生労働省の調査では品質管理や安全対策についてはアイル社とステムセル研究所以外は不十分と判断されたそうです。

臍帯血は色々な細胞に変化する幹細胞があり今後の医療にも役立つ可能性があるものです。

良いものというのは反対に悪い事にも使用できるということです。

今回、臍帯血を違法に移植された患者さんたちには被害はありませんでしたので良かったですが、もし死亡事故や後遺症が残るものになっていたらと考えると恐ろしいです。




臍帯血違法投与!ずさんな管理体制に失った親はどうする?

引用:http://www.asahicom.jp/articles/images/AS20170828000454_comm.jpg

今回のクリニックなどが国に届を出さずに違法に臍帯血を患者さんに投与していた再生医療安全性保管法違反の事件をきっかけに、臍帯血の保管方法について調査が入りました。

その結果、破たんして流出した臍帯血の識別番号と一致していないずさんな管理体制があらわになりました。

識別番号と一致していないということは、簡単に言うとどのような新生児の臍帯血だったのかが全く分からないということです。

このように破たんした民間バンクの識別管理ができなくなった臍帯血が今回の違法移植を行ったクリニックなどに流出していたと見られています。

しかし、子供の将来のために臍帯血を冷凍保存して預けていた親たちは、怒りしかないと思います。

臍帯血はお金でも解決できるものではありません。

その重要性を臍帯血を保管している民間バンクはどこまで理解しているのでしょうか。

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臍帯血、ずさんな管理に将来が…?

引用:http://www.stemcell.co.jp/wp-content/uploads/2015/12/img_about_20161109.png

クリニックなどが違法に移植していた臍帯血の出所は、2009年に破たんしたつくば市にあった「つくばブレーンズ」という民間バンクのものでした。

ここでは、約1500人分の臍帯血を保管していたそうです。

そのうち500人分は病院から無償で提供してもらったものでそのほかは有料で保管しているものだったそうです。

しかし、破たん手続きを行っている際に識別番号などが不透明な臍帯血などずさんな管理体制が発覚して個人から預かっている一部の臍帯血の特定が困難な状態だったようです。

その一部が今回の事件に使用されていたようです。

今回、ずさんな管理で貴重な臍帯血を失った保管者さんの話を以下に紹介します。

東京都内の30代主婦は、08年4月に長男を出産した際、さい帯血を「つくばブレーンズ」に預けた。2人の親族を白血病などの血液疾患で亡くしており、「子供の将来に備えるため」と考えたからだ。妊娠中に同バンクの施設を実際に見学した上、10年分の保管料30万円を支払った。

しかし、それから1年半ほどで同社は破産。同社が保管するさい帯血を引き継いだ篠崎容疑者経営の会社から10年2月に、破産後の保管料約5000円を追加で支払うよう求める文書が届いた。「勝手に移しておいて、なぜ追加料金を求めるのか」と不審に感じ、別の民間バンクに預けることを決めた。

その翌月、この民間バンクから、本人特定に必要な識別番号がずれるなど、つくばブレーンズの保管がずさんだったとして、白血病治療に使えない危険性を伝える文書が届いた。それを見て破棄を決めたという。

主婦は「30万円の保管料は安くないが、それで、がんとか重い病気が治るなら安いと思って支払った。親心を利用されたようで本当に腹立たしい」と憤慨した。

引用:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170903-00000006-mai-soci




大きな病気と言うのは、遺伝するとも言われています。

そのために将来少しでも役に立つ可能性があればと思って保管している人たちが多いというわけです。

実際に上記の主婦の方の家系には2人も白血病で亡くなった人がいるということです。

白血病には臍帯血が有効であると立証されており、実際に移植されています。

もし、この方の子供が将来的に白血病になり臍帯血が必要になった場合は、大問題になるのではないでしょうか。

それだけ、重大なことをしてしまったということです。



臍帯血、民間では規制対象外!美容やアンチエイジングへの効果は立証されていない?

驚きなのが、今回逮捕された代表やクリニックの医師などは、臍帯血移植に関して「アンチエイジング」などの美容目的で投与していたそうです。

しかし、白血病など一部の病気には効果があると言われている臍帯血ですが、美容などに効果があるとは認められていません。

さい帯血バンクには、無償提供に同意した女性からさい帯血を集めて保管し、第三者に提供する「公的バンク」と、子どもやその血縁者のために保管する有料の「民間バンク」がある。

公的バンクは、造血幹細胞を多く含むさい帯血を白血病治療などの目的で第三者に提供するため、厳しい管理が求められている。国は2014年に施行した造血幹細胞移植推進法に基づき公的バンクを許可制とし、さい帯血の保管などについて指導や監督ができる。一方、民間バンクは、第三者の治療目的での提供が想定されていなかったため、規制の対象外とされてきた。

さい帯血は、他にもさまざまな細胞になる幹細胞を含み、再生医療への期待も大きい。だが、厚生労働省が有効性や安全性を認めているのは、白血病や悪性リンパ腫など27種類の病気だけだ。事件で問題になった他のがん治療や、「アンチエイジング」など美容目的での利用については認められていない。

今回の事件を受け、加藤勝信厚労相は先月末の閣議後の記者会見で、民間バンクの規制を検討する方針を示している。【荒木涼子】

引用:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170903-00000006-mai-soci

まだ臍帯血は研究段階のようですが、健康や美容については全く立証されていないというのが驚きです。

立証されていないものを患者さんへ投与してしまうというのはとても恐ろしいです。

最近では美容クリニックなどで聞いたことのないような治療があったりもしますが、医師の話などで鵜呑みにせず専門家やネットで一度調べることをお勧めします。



臍帯血、自身の物でない限り感染症や拒絶反応のような副作用が…

薬などもそうですが、私たちの身体は異物が入ってくるとそれに抵抗しようとします。

臍帯血も同様で安全性については他人の臍帯血を使用しているため感染症や拒絶反応のリスクがあると、再生医療に詳しい医師は話しています。

また、その方は臍帯血はとれる量が非常に少ないためがん治療やアンチエイジングへの期待は持てないということも話していました。

健康や美容にも効果がなく、逆に感染症や拒絶反応のリスクがあるものを1回300万円ほどで投与していたということです。

今回、投与に関わった人たちにはしっかりと反省して罪を償ってほしいと思います。



臍帯血、小林麻央氏も移植していた?乳がん治療?

引用:http://www.dr-kimura.com/wp-content/uploads/a84c8c47dd5772eede6b9c51001659de.jpg

驚くべきニュースが女性自身で書かれていたので紹介します。

なんと、乳がんで闘病生活をしていた海老蔵氏の妻である小林麻央氏が臍帯血を投与していた可能性が出てきました。

なぜこのようなことが流れたかというと、今回、臍帯血の違法投与で常務停止処分になったクリニックの一つが麻央氏が通っていたクリニックであることがわかったからです。

有名な小林麻央氏が臍帯血を使用したとなればクリニックの実績も上がると思ったのでしょうか。

しかし、何度も言いますが、臍帯血はがん治療や美容に効果があるとは立証されていませんので、注意してください。




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