都民ファーストの最新支持率は?6月以降上昇?低下?

引用:http://i.huffpost.com/gen/5398982/thumbs/o-NODA-570.jpg?7
東京都議選から勢いのある緑色がポイントの小池氏の「都民ファーストの会」です。
しかし、何でもそうですがずっと上昇するものはこの世にはありません。いつかは下がる時が来ます。
都民ファーストの支持率が低下した要因は小池氏以外の候補者が全て新人であるというところにあると私は思います。
また、都民ファーストは急速に拡大したことで候補者の知名度の低さだけでなく、選挙活動で重要なスタッフの数や活動量など全てにおいて劣っていると言えるのではないでしょうか。
都民ファーストの支持率については4月は脅威の約75%あったところ6月には約70%、7月には約60%と低下しているのがわかります。
7月末での調査では小池氏を支持するとした支持者は約70%にも達しています。
これだけの支持率がある小池氏がもし国政に進出するようなことがあれば、現在の他党は脅威でしかないかもしれません。
しかし、都民ファーストのメンバーは全てが新人という大きな欠点があります。
今はまだほころびがありませんが、そのメッキがはがれるのは遠くないと私は思っています。
そうなると、自民党が東京都議選前にたくさんの不祥事が世に出たことで大きく議席を減らしたことと同じことが起こる可能性があります。
自民党とは違い都民ファーストの会は新人しかいませんので、もっと悲惨なことになるかもしれません。
小池氏が都民ファーストの会をどのように手綱を引っ張るかで今後の拡大に大きく影響を与えるかもしれません。
都民ファーストの公約集を全文解説!タバコの受動喫煙や禁煙、豊洲問題や待機児童は早急!都議選で述べた公約pdfで公開?!

引用:http://otokitashun.com/wp-content/uploads/ilovepdf_com-1024×724.jpg
東京都議選で注目されていた築地市場移転問題ですが、ようやく一時決着がつきそうです。
小池氏は築地市場については移転することを決定して、現在の築地はそのまま再開発して「食のテーマパーク」として立て直すことにするとのことです。
簡単に言うと、豊洲には中央卸売市場と総合物流の拠点として、築地は「食のテーマパーク」として観光業に力を入れるということです。
6000億円をかけて建設している豊洲市場は活用しなくてはならないのは当然です。
当初は築地を売却するお金である程度まかなえることになっていましたが、築地と豊洲どちらも生かすとなるとどのように返済していくのか私は疑問です。
小池氏も豊洲へ移転して築地は生かすという大まかなことしか発言していませんので、今後は具体的な政策が小池氏の支持率にも影響を及ぼすかもしれません。
私の意見ですが、豊洲と築地をどちらも生かそうとする方法には賛成できません。
小池知事の支持率は驚異的なものがありますが、考えてみると小池氏は今のところ何の成果もないということを皆さんは知っていますか?
これまで支持率を獲得してきたのは、単にこれまで公開していなかったことなどをただ公開しているだけです。
その為、私はまだ小池氏のことを信用できません。
なので、小池氏のこれからの政策をしっかりと見て判断していきたいと思います。
都民ファーストの会の公約とはいったい何?
小池氏の知名度から急速に支持率を上げていた「都民ファーストの会」ですが、実際にどのような公約を発表しているのか私はわかりませんでしたので、簡単に紹介します。
上記の政策内容には基本政策13個と321の項目になっています。
これらの政策が「夢」で終わっては意味がありません。
しかし、新人が多い「都民ファーストの会」の現状を考えると、私はこれらの政策内容は夢で終わってしまうのではと心配になります。
今回は基本政策の3つを紹介します。
基本政策1
忖度だらけの古い都議会を新しく
自分ファーストの議員から都民ファーストの議員へ
基本政策2
「のり弁」をやめます
「黒塗り」の公文書を改め、徹底的に情報公開します
基本政策3
利権を一掃します
不当な口利きで、税金を無駄にする議員を許しません
引用:http://www.morozumi-minoru.jp/pdf/policy-1.pdf
簡単に言うと、これまで隠されていた東京都議会を情報公開するということです。
私としては上記の政策は政策ではなくて当たり前のことなのではないかと思ってしまいました。
しかし、当たり前のことができていなかった東京都議会を変えているのが小池氏ですので、そこに関しては凄いと思います。
小池氏は東京都議会の条例について過去にこのように発言しています。
「これまで25年間、議員提案の条例が成立したのは1本だけ。条例を議員自ら発案するくらいの改革された都議会が必要だ」
それだけ東京都議会には悪い何かがはびこっていたということですね。
公約については2020年までに進めていきたいという意向を示していますので、東京オリンピックにはかなり変化しているはずです。
楽しみに待ってみたいと思います。
また、公約にある受動喫煙防止策や飲食店や公共施設の室内の原則禁煙などについてはタバコを吸っている自分からすると反対しなければなりません。
この公約についてはバーやスナックなどが強く反発しており、条例が制定するとお酒を出しているお店には大きな収入減となる可能性が考えられます。
小池氏は待機児童ゼロも掲げていますが、これについても難しいと私は思います。
なぜなら、子供を預ける施設を建設するのが難しいからです。
東京都民の子供に対する考え方を変えない限り、新しい保育園や幼稚園の建設することはできないと思います。
東京都は多くの問題を抱えていますが、これを小池氏はどのように解消していくのかこれから見守っていきたいと思います。
都民ファーストの候補者数は?その中で落選者の人数は?唯一1人だけ?落選した候補はいったい誰?候補者のひどい経歴リストを公開!女性の質と民進党離党者続出?

引用:https://i.ytimg.com/vi/8_0CWX2IEFg/maxresdefault.jpg
小池氏率いる都民ファーストの会は50人の候補者の内49名が当選しました。
当選できなかった一人が私は非常に気になりました。
一人一人紹介したいのですが、さすがに50人を紹介するとなると、どのくらいかかるかわかりませんので、今回は都民ファーストの会公式ホームページのリンクを貼らせていただきます。
今回は当選した49名ではなくて、落選した1名について少し見ていきたいと思います。

引用:https://smart-flash.jp/sociopolitics/21801
「都民ファーストの会」は当初5人で都議会でも代表質問の権利を得ることがやっとの弱小でしたが、小池氏を立てたことで都議会の最大勢力となりました。
落選して注目を浴びた山下崇(やましたそう)氏の選挙区は伊豆大島や八丈島などからなる「島しょ部」というところだそうです。
実は私は初めて聞きました。
山下氏は落選してしまったことについて当初このように発言しています。
「公認のなかで唯一の落選は、私の不徳のいたすところです。ご支援いただいた皆様には、感謝してもしきれません。知事には迷惑をかけてしまったので、申し訳ない思いです」
しかし、私が色々と調べていてわかったことが、「島しょ部」は南北に約1200km、移動は飛行機や船だそうです。
選挙区を回るだけでも一苦労ですね。
そのため、一人で回るのには限度があると私は思いました。
このことからも現職の知名度を上回ることは非常に難しかったのではないでしょうか。
また、「島しょ部」は長年自民党の候補者が議席を確保していた状況でした。何でもそうですが長く1強と言うのは色々な面で衰退します。
そのため、今回のように知名度が上がることで今後の1強状態を崩して新たな風が吹き選挙区が活性化すると私は思っています。
時代は常に変化しますので、それに応じで変化していける議員と言うのが今の世の中には必要なのではないでしょうか。
しかし、今回のことで私は東京都にこんな選挙区があるのかと改めて興味がわきました。
都民ファーストの候補者の質はひどい?民進党離党者続出のわけとは
民進党を離党して都民ファーストの会に移行する議員が続出したのは皆さんもニュースなどで知っていると思います。
小池氏もそうでしたが、このように色々な党へ渡る議員はどうなのでしょうか?
小池氏は長く政界にいるため、どのような政策がしたいかなど具体的な政策内容があります。
しかし、都民ファーストの立候補者の多くは自分の政策などを持っていない人が多いという印象です。
簡単に言うと小池氏の金魚のフン状態です。
調べてみたところ、都民ファーストの会の候補者50人に対して議員の経験がないものが40人と言うことです。
都民ファーストは49人当選していますので、全員新人と言うことです。
東京の行政を担う人物の40人が経験のない人物と言うことを考えると、東京都議選がいかに知名度だけの茶番かがわかります。
国会議員の元スピードの今井氏などもそうですが、結局知名度だけで当選した人たちの多くは何もできないと私は思っています。
その為、今後の東京都議会について私は少し不安があります。
都民ファーストの当選者には、しっかり東京を支えてほしいです。
都民ファーストで女性当選者の多彩な職業

引用:https://c799eb2b0cad47596bf7b1e050e83426.cdnext.stream.ne.jp/img/article/000/204/703/4687dc97381e5fd2882be260b2ffcba520170502120300695.jpg
小池氏が中心だった都民ファーストは女性の当選者も多くいます。
その中には元市議などだけでなく、いわゆるキャリアウーマンと言われていた女性たちがいます。
公明党と政策協定を結んだことで東京都の過半数の議席を獲得して政策が有利に進められる立場となった都民ファーストですが、今後の都民ファーストの支持率上昇のカギを握るのは女性かもしれません。
まだ、国会においても女性議員の立場と言うのは低いように思います。
それは男性の人数に対して女性の人数が大幅に少ないというのが原因の一つではないでしょうか。
その為、都民ファーストの会には私は非常に期待しています。
女性初の総理大臣もそう遠くないかもしれません。
都民ファースト 極右の野田かずさ幹事長の六本木でのスキャンダル?野田氏と日本会議の関係?憲法改正への意欲は?

引用:https://i1.wp.com/mera.red/wp/wp-content/uploads/2017/07/ISPr3VF.jpg?fit=1024%2C576
小池百合子氏の「都民ファーストの会」代表を辞任して、代わりに幹事長に就任した野田数(のだ かずさ)氏とはいったいどのような人物なのでしょうか。
野田氏は1973年生まれの東京都出身であり、早稲田大学教育学部を卒業後、一度は「東京書籍」へ入社しますが1か月ほどで退社しています。
2000年に衆議院選挙に保守党公認で出馬して落選します。
当時、保守党の議員だった小池百合子氏の秘書を務めて東村山市議を2期務めています。
そして、2009年に自民党公認で都議として初当選します。
2012年に地域政党の「東京維新の会」を設立しています。
2012年12月の衆院選では「日本維新の会」公認で立候補しますが落選します。
2016年の小池百合子氏が出馬した東京都議選では選挙対策本部責任者を務めており、小池氏が当選してからは特別秘書として小池氏を支えていました。
2017年1月には「都民ファーストの会」の代表に就任していますが、6月に小池氏が代表になることから野田氏は退任しています。
そして、7月には小池氏が代表を辞任して野田氏が代表に戻ったという形になります。
都民ファーストの野田代表、猪木から横領告訴や六本木での豪遊などスキャンダルが多い…
ネット上では小池氏から野田氏に代表が変わったことで不安の声が多く上がっています。
<プロフィール>
・氏名:野田数(のだ かずさ)
・誕生日:1973年8月27日
・出身:東京都
・学歴:早稲田大学教育学部
・前職:小池氏の秘書、東村山市議、アントニオ猪木議員の政策担当秘書
野田氏の過去を調べてみると経歴としてはかなり積んでいるといえます。
しかし、かなり偏った思想の持ち主であることもわかりました。
調べてみた結果、「大日本帝国憲法復活請願」を都議会に提出した過去がありました。
野田氏は「日本維新の会」との連携を当時目指していましたが、この件に関して、橋下徹氏は「ありえない」と苦言して野田氏との連携を見直している過去があります。
アントニオ猪木氏から横領!告訴!

引用:https://pbs.twimg.com/media/DDiomuhV0AAm4T-.jpg
野田氏はアントニオ猪木氏の政策担当秘書をしていた約1年間で文書通信交通滞在費820万円、日本維新の会を通じて得ていた政党助成金300万円、計1120万円を着服したとされています。
訴えれている人物が現在「都民ファーストの会」の代表を務めているというのはどうなのでしょうか。
人間真っ白な人は少ないですが、野田氏は調べれば調べるほど黒い部分が出てきます。
都民ファーストの野田氏、六本木で豪遊!

引用:http://koji.tech/wp-content
このようなスキャンダルも出てきました。
野田氏が六本木の高級クラブで豪遊しているのが発見されました。
そこでは、大量のチップを女性に渡している姿が写っていたとしており、この資金がどこから来ているのか注目を浴びました。

引用:http://moratoriamu310.blog.so-net.ne.jp
秘書という立場で六本木で豪遊出来るほどの給料があるはずがありません。
考えられるのは、悪い事しかありませんね。
これらのことから野田氏が幹事長に戻ることは「都民ファースト」にとってはマイナスではないのでしょうか。
都民ファーストの野田氏と日本会議の関係とは?

引用:https://parts.news-postseven.com/picture/2016/10/P33hikaku.jpg
野田氏は日本会議の下部組織である「日本教育再生機構」の業務理事を務めていました。
日本教育再生機構の役員
・理事長:八木秀次
・副理事長:石井昌浩
・副理事長:川上和久
・常務理事:野田数
日本会議とは国内では最大の右派の団体のことです。

引用:https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/e/e-vis/20161004/20161004083937.jpg
日本会議の主な基本方針は軍事力増強と憲法改正であり、以下に日本会議のスローガンを記載しておきます。
・憲法改正
・教育基本法改正
・靖国公式参拝の定着
・夫婦別姓法案反対
・より良い教科書を子供たちに
・日本会議の主張の発信
ちなみに以前まで小池百合子氏も核武装を推進していたそうです。
こんな危険要素がある人物を今後国政に進出しようとしている巨大勢力の代表としておいてよいのでしょうか。
私たちは一人一人の候補者のことをしっかりと調べて責任をもって投票しなければならないと今回のことでわかりました。
都民ファーストの幹事長に増子氏?野田氏?幹事長代理と代行とは?
「都民ファーストの会」の幹事長に、元民進党の増子博樹氏が選出されたことがわかりました。
新人の多い「都民ファーストの会」をどのようにまとめるかが焦点となるかもしれません。
政調会長には元自民党の山内晃氏、総務会長には小池知事の元公設秘書の荒木千陽(あらきちはる)氏、会派団長としては尾崎大介氏が就任しています。
増子氏はこのように話していました。
「政策中心の会派ということで、都民に約束した議員提出議案の条例などスピード感を持って進めていきたい」
都議会の改革も必要ですが、どれだけ公約を達成できるかで「都民ファーストの会」の支持率にも影響が出てくると思います。
また、スピーディーに政策を実行していくことで国政進出へも期待がもてるのではないでしょうか。
また、よく幹事長代理や代行という言葉を耳にしますが、どういう意味か皆さんは知っていますでしょうか?
代行とは、いわゆる幹事長に代わって職務を遂行することができます。
それとは違い、代理と言うのは幹事長の指示を受けて活動する職務のことを指しています。
権限が大きく違いますので、間違えないようにしましょう。
都民ファーストの野田代表が辞任?代表交代で次の代表候補は?右翼、極右と言われた野田氏の横領事件
野田氏は2017年1月に一度「都民ファーストの会」の代表に就任しています。
しかし、6月に小池氏が代表になることから野田氏は辞任しています。
これは、小池氏の知名度を最大限に利用した手法と言えるのではないでしょうか。
そして、東京都議選が終了したのを見越して、小池氏は代表を退き後釜には前の代表だった野田氏が再度代表になりました。
これに対して、「都民ファースト」に投票した人の多くはがっかりしたと私は思います。
なぜなら、小池氏の知名度から「小池氏が代表だから投票した」という人も多くいたと思います。
それが選挙が終わって直ぐに代表を退いたとなれば、投票者は良い思いはしないのも当然です。
また、なぜ野田氏が極右であったり右翼と言われているかと言うと、大日本帝国憲法の復活を唱えていることから「極右反動主義者」と呼ばれるようになりました。
野田氏は2012年の都議会でこのような質問をして話題となりました。
「日本政府や軍が『従軍慰安婦』なるものを、暴行・脅迫・拉致を行い強制連行した事実はない」
「正しい知識と正しい歴史観を東京都の子どもたちに教えるべきだ」
また、野田氏は「東京維新の会」の時に都議会に「日本国憲法と皇室典範に関する請願」を提出するなど右翼的思想が目立っていた人物だと私は思います。
不祥事としては、アントニオ猪木氏の政策担当秘書をしていた時に、公金を横領していたとして、猪木氏側から告訴されている事実があります。
クラブやキャバクラでお金を使っていたことや野田氏名義のクレジットカードの支払いがアントニオ猪木後援会の銀行口座から引き起こされていたこともわかっています。
これだけの過去がある人物を「都民ファーストの会」の代表に抜擢してしまう小池知事にも今後何かしらの制裁があるのではないかと私は思います。
都民ファーストの国政進出?研究会発足?影響とは?国政選挙には地方との連携が重要?
若狭勝衆院議員は「都民ファーストの会」が東京都議選で圧勝したことで自民党に対抗できる保守の受け皿として国政政党を作る可能性があると発言しました。
よく考えると、野党最大政党だった民進党が現在減速していることから勢いのある「都民ファーストの会」を自民党に対抗できる政党にしようと言うことではないでしょうか。
この国政へ進出するということについて若狭氏はこのように話しています。
「都議選を受けて、新しい風が相当吹き始めている。国政においても何もしなければ、不作為になってしまう。大きな流れとして国政政党も当然視野に入ってくるだろう」
また、若狭氏は現在の国政についてはこのような見解を示しています。
「自民1強、安倍(晋三首相)1強による弊害やひずみが浮き彫りになる」
「自民党に代わる受け皿の党がなく、有権者の選択の余地が狭められている」
「この流れ、大きな動きは、国政においても新党を作らなければならないというサジェスチョンだ」
このように話していますが、私は今の国政については現状維持でも良いのではと思っています。
自民党の1強と言うのは危ない部分がありますが、政策が大きく偏ってきたのならば自民党に代わる受け皿ではなくて世論が自民党に関して黙っていないと思います。
現在は、安倍政権下で十分な成果が得られていますので、これを崩そうとすると逆に日本の海外での立ち位置が悪くなってしまうのではないでしょうか。
野党は与党をつぶしたくて国会で問題にしなくてもよい小さなことを掘り下げようとしています。
これが間違いだと私は思います。
野党にはもっと日本のことについて議論してほしいと私は思います。
小池知事は以前から国政進出を見越して、国政の課題を研究する「国政研究会」を発足させています。
国政研究の主な内容としては国家戦略特区の在り方や金融外資の誘政策などを議論しているそうです。
都民ファーストの会、国政研究会の発足とともに「綱領」を発表!「綱領」とは?全文を公表!
最初、「都民ファーストの会の綱領が発表」と言われても何を言っているのかさっぱりわかりませんでした。
調べてみた結果、「綱領」と言うのは政党や組織がどのような性格・方向性を持つのかを示しているものです。
都民ファーストの会 綱領(案)
平成29年4月
宇宙から夜の地球を見た時、世界は大きな闇と、偏在する灯りの塊に見える。その灯りの塊の最も大きなものが、東京を中心とした輝きである。
その輝きは、東京という大都市の力であり、経済の大きさであるが、同時に、そこにある一つひとつの灯りの下に、人々の生活があり、営みがあることを政治は想像できなければいけない。
一つひとつの灯りが揺らいではいけない。
もちろん、全体の輝きが褪せてもいけない。
この20年の硬直した都政の下で、アジアの金融拠点はシンガポールに、物流拠点は上海に、ハブ空港は仁川に後塵を拝しつつある。東京が産業構造の変革の波の中で、世界をリードする絵図を描けているか。少子高齢化が叫ばれながら、福祉対策の転換を導いているか。老朽化する都市は輝きを失うのではないか。様々な危機に対する準備は万全か。これまでの延長線をなぞるだけの都政でよいのか。
だから、今こそ「東京大改革」の旗を私たちは掲げる。
「東京大改革」とは、首都東京を、将来にわたって、経済・福祉・環境などあらゆる分野で持続可能な社会となりえるよう、新しい東京へと再構築すること。東京の魅力ある資産を磨き直し、国際競争力を向上させること。都民一人ひとりが活躍できる、安心できる社会にステージアップすることである。
そのための大原則を「都民ファースト」「情報公開」「賢い支出(ワイズスペンディング)」とする。私たちが自らの名に「都民ファースト」を冠するのは、都政の第一目的は、都民の利益を最大化すること以外にないと考えるからである。一部の人間、集団の利益のために都政があってはならない。
私たちは、旧来の勢力に囚われている都政を解き放ち、躊躇なく東京を活性化し、行政力の強化を行う。区部のさらなる発展を図り、多摩・島嶼振興を積極的に推進することで、東京2020オリンピック・パラリンピック後も輝き続ける首都東京を創造していく。
今日よりも明日、明日よりも未来に希望がもてる社会を描くため、私たちが「東京大改革」をすすめていく。
これを読んでいると本当に改革が進みそうです。
一言でいうと「かっこいい」です。
ちなみに上記の「綱領」は各政党にもあるので見比べてみるとまた面白いかもしれません。
都民ファーストの掲げる政策集!パンフレット公開
簡単に「都民ファースト」についてまとめると、「都民ファースト」とは小池百合子氏が塾長をしている「希望の塾」を主体とする団体として2016年9月に設立されています。
ほとんど小池氏の息がかかっていると言っても良いのではないでしょうか
最初は都議会で5議席しかなかった弱小ですが、今回の小池氏の知名度で議席数を一気に拡大して最大勢力となりました。
もともと「都民ファースト」の代表は小池氏の元秘書である野田氏が代表を務めていましたが、小池氏の代表を譲り都議選が終わったら速やかに代表から降りて野田氏が再度代表に就任しています。
都民ファーストの主な政策は都議会の透明化や情報公開!
具体的な政策は以下にpdfファイルを添付しておきます。
この政策を簡単に説明すると「東京大改革」をしたいということになります。
都議会の腐敗した風習などを撤廃することを目指しています。
実際に現在までにこれまで国民が知らなかったお金などの使い方など情報が次々と公開されています。
都民ファーストと公明党の関係とは?自民党との選挙協力や連携はある?なぜ?を探る
7月の都議選の結果から自民党と共闘していた公明党が都民ファーストの会と連携し圧勝しました。
今後も公明党と都民ファーストの会は共闘することで同意しています。
なぜ、公明党が都民ファーストと連携したかと言うと、政策の方向性が一致したことが大きいかもしれません。
しかし、このようにとらえることもできます。
公明党の支持基盤は創価学会からなっています。特に創価学会の会員は東京が多いということから、公明党は国政選挙よりも東京都議会に力を入れているといえます。
疑問が残るのは、なぜ公明党が自民党との連携を解消したのかです。
その理由の一つとされるのは、公明党が以前から進めてきた議員報酬の2割削減ということについての対立ではないかと言うことです。
自民党は議員の報酬の削減には反対しています。
それだけでなく、自民党は公明党と同じ選挙区に対抗馬をぶつけてきていたことも原因の一つであるといえます。
公明党は必ず勝たなければということで、都民ファーストと提携をしましたが、これには批判的意見も出ています。
そのため、公明党の今回の判断が裏目に出なければ良いと私は思います。
まとめ
今回は東京都議選で圧勝した都民ファーストについて紹介しましたが、この政党はほとんどが新人と言うことで今後の都議会の運営については心配が残るところです。
また、小池氏の知名度で当選したものばかりだと私は予想しています。
小池氏が代表を退いたことで国民の都民ファーストへの視線がずれてしまっているところもあるかもしれません。
今後は都民ファーストの当選者たち一人一人の取り組みをしっかりと観察することが大事だと思います。
そして、東京都をより住みやすいところにしてほしいと私は思っています。
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