公共工事のため北海道の旭岳 高山植物を重機で踏みつけ厳重注意!




国立公園の貴重な植物を重機で踏みつけ道が東川町に厳重注意!

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上川管内東川町が大雪山系旭岳の旭岳ビジターセンター建設工事に伴う配管工事を行う際に、大雪山国立公園の貴重な高山植物を幅約5メートル、長さ約500メートルにわたって重機で踏みつけて高山植物を荒らしたことが2017年8月15日に判明しましました。

道は町に対して森林法違反で厳重注意をして、環境省は自然公園法違反の疑いがあるとして植生の復元計画の提出を求めている。

この行為が故意におこなわれたのか偶発的な事故だったのかは明らかになっていませんが、私の予想ではわからず踏みつけてしまったのではないかと考えています。

これに対して町町はこのように発言しています。

「植生復元と再発防止に全力注ぐ」

踏みつけ事故が起こった場所は旭岳ロープウェイ山麓駅の北側の勇駒別(ゆこまんべつ)湿原と言う場所です。

そこには、エゾノリュウキンカなど貴重な高山植物が自生しています。

工事は湿原北側の取水場から300メートル程配管を設置するものであり、東川町が旭川市内の建設業者に発注していたものでした。

工事業者がそこに貴重な植物が生えていることを知らなかったのなら受注した側に問題があると思います。

実際に、工事を請け負った側は貴重な植物があると説明を受けていなければわからないことで、私は受注側に責任があると思っています。




高山植物とはいったい何?花の色は白・ピンク?図鑑では春の植物と記載、本当は?

引用:http://livedoor.blogimg.jp/naturalhokkaido/imgs/4/d/4d70a269.jpg

今回被害を受けた高山植物とは一体何なのでしょうか?

どれだけ価値があるのかいまいちわからなかったので少し調べてみました。

<高山植物の定義>

厳密な定義はないそうですが、本来の生息地が高山帯である植物を高山植物と言います。

<高山植物の性質>

高山に生息している植物を指します。

高山と言うのは貧栄養で強風や低温という植物にはあまり良くない環境で生育するもので、簡単に言うと雑草のように生命力が高いということです。

過酷な条件で生育に成功した植物なのでとても貴重と言うわけです。

しかし、生命力の強い高山植物ですが弱点もあります。

そのような特殊な状況化で育った植物であるため、環境の変化にとても弱いということがわかっています。

山登りをする人はわかると思いますが、エベレストなど通常と環境が違う場所にいると高山病などにかかります。

しかし、以前から高地に住んでいる人たちはその環境に耐性があるため普通に生活を送れるというわけです。




<普通の土地に生育する植物>

その土地に順応するのに対して力を使わないため、多少の環境の変化でも力を温存しているため成長することができる。

<高山植物>

過酷な条件で育っているため、その土地に適応するために力を注ぐためそのほかでの環境では育ちにくい性質を持っています。

また、特殊な環境で育つ為多くの種類で固有種が多く、美しい花が咲くことも知られています。




高山植物が絶滅の危機?原因はいったい…

現在、高山に生息している植物がなくなる危険性があります。

その原因が環境の変化と人為的な影響と言われています。

環境破壊の影響から気温の上昇などで環境が急激に変化していることが考えられると思います。

また、絶滅危機に瀕している盗掘によるところが多いです。




環境の変異による高山植物の減少原因

引用:http://www.pref.ishikawa.lg.jp/hakusan/kuroyuri/images/h110927.jpg

おもに気温の上昇や降水量や積雪量の変化が原因と言われています。

北海道などでは標高だけで見れば樹木が成り立つところであっても、気温や積雪量などで樹木が成り立たず高山植物地帯となっているところが多くあります。

その為、温暖化による気温の変化やそれに伴い積雪の変化で樹木が繁殖して高山植物地帯が消失してしまいます。

今年は、8月半ばにして10月の気温になるほど異常現象となっています。

このような天候を見ていると環境破壊の影響が出てきているのだと私も実感します。




人為的な影響での高山植物の減少…今後の対策は?

近年では外国人観光客が急増しており、各県で観光整備が進んでいます。

その為、山にも登山道が整備されるため、そこには植物が生育できなくなり、結果的に植物が減少するということになります。

観光客が多くなるということはマナーの悪い方も多くなるということです。

登山道にゴミを放置するなどすると、植物の生育の妨げになります。

その為、山などに上る際は基本的なルールは守りましょう!




盗掘による高山植物の減少…一番の原因はここにあった!

現在、絶滅の危機にある植物の多くが盗掘によるものです。

具体的な品種は以下で記載します。

・キリギシソウ

・ヒダカソウ

・レブンアツモリソウ

上記にあげたものは希少価値が高いものですが、それ以外の品種も盗掘ものがいるそうです。

また、昔と今では盗掘する層が違う見たいですので下記で挙げたいと思います。

<昔>

希少価値が高いもので、盗掘する人は一般の登山者やアマチュア、マニアなどが出来心で取ってしまうことが多かったそうです。

<今>

経済的資源として、プロが計画的に実行するそうです。

近年では色々なものに対して盗難が相次いでいるのを聞くと、私は怒りを覚えます。

リンゴ農園やさくらんぼ農園など、一生懸命手塩にして育てたものを一夜にして根こそぎ盗まれたという報道を聞くと悲しくなります。

農園なので、相当量の実がなっているはずです。完全な組織的犯行ですので、犯人を突き止めてほしいと私は願っています。




気になる盗掘方法は?欲しがる人が後を絶たない高山植物の魅了!

盗掘方法は実際にはわかっていませんが、いくつかあるそうです。

・希少植物は山の斜面を細かく「しらみつぶし」に調べて採取する

・植物群落をマット状にはぐ(良く芝生が売られているような感じですね!)

・春のうちに根回しをしておき、秋に掘り起こす。(位置を把握しておくようです)

このようなプロの犯行があとをたたない理由としては高山植物を欲しがる人があとを絶たないためだそうです。

希少価値の高いものを持っていると自慢できますので多少高くても買い手はつくのかもしれません。

高山植物の保護、対策はどうするのか?今後の課題が見えてくる!

このような被害をどのように改善していけばよいのでしょうか

<環境の変化に対して>

これは根気のいる作業だと思います。長期的に調査してどこに異変があったのかつきとめなければなりませんし、環境破壊が原因なのであれば、その地域だけの問題ではありません。

樹木の侵入などが被害の原因なら撤去を考えなければなりません。

環境の変化は世界が一つになって取り組まない限りは改善しないと私は確信しています。

<人為的な影響に対して>

新たな登山道を造らず、現在の登山道を整備する。新しい道を造るということは、その地面を舗装するということです。

そうすることで、そこに植物が生育できなくなり、減少の原因となると私は思います。

また、登山道を多く作ることで、登山者が分散して全体的に植物を減少させてしまします。

簡単に言うと、登山道を限定することで、人間が踏み込まない未開の地を作ることでその一定の場所だけは自然のままにするという取り組みも必要なのではないでしょうか。




高山植物がきれいなおすすめスポット!

少し前に、「山ガール」などの言葉が流行りましたが、近年登山ブームと言うことで、高山植物が有名な場所を何点か紹介したいと思います。

・利尻島・礼文島

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海に面しているからこそ味わえる絶景です。

海と草原のコラボレーションは他では味わえない凄みを感じます。

・白馬

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・千畳敷カール

引用:http://www.kankou-komagane.com/upload/institution/20120126140039_01.jpg

こちらは、7月下旬から花が咲き誇り、9月には紅葉が見ごろとなります。

紅葉の最後の輝きが私は何とも言えないんですよね!

注意点としては、ロープウェイまで自家用車で登れないため、専用のバスを利用します。

そこで、知らなかった人たちが大勢押し寄せるためかなり混雑するようです。

その為、観光バスのツアーがおすすめです。

観光バスはロープウェイまで直接行くことができるので、混雑に巻き込まれることがありません!

・美ヶ原

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6月のツツジはかなり綺麗です。また7月のニッコウキスゲも他では見られないと思います。

・蓼科の天狗岳

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・栂池高原

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高山植物も多く自生しているということで人気があります。

しかし、観光団体も良く訪れるということで混雑することがあり、自然を楽しめないかもしれません。

・那須の沼原湿原

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・伊吹山

引用:https://higaeri-bus.com/blog/img/uploads/dbe5f8f78f495a79.jpg

ドラオブーウェイが頂上まであるため、気軽に登ることができると思います。

また、頂上からは琵琶湖が見渡せて琵琶湖と高山植物のコラボレーションは絶景です。

ここら辺は季節によっては花もきれいで登山をしながら楽しめるスポットになります。

皆さんもぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか!




自然公園法や森林法の改正に伴い自然保護に力を入れ始めた日本!今後の展開は?

農林水産省はこれ以上の環境破壊を防ぐために、森林法を改正しています。

森林の所有者が市町村に届け出を出さずに森林を伐採した場合はこれまでも罰金が課せられていました。

また、所有者が不明であっても地方自治体が手続きを取れば間伐することができるようにもなりました。

これにより、森林を所有している人が責任感を持つようにしたのではないでしょうか。

罰金は以下の通りになります。

30万円→100万円へ

保安林の場合は

50万円→150万円へ

これだけでなく、届け出がされていたとしても造林がしっかり行われていない場合は災害防止などのために市町村長が造林を強制的に命令できる規制も盛り込まれています。

森林事業者が国からもらえる交付金は森林経営計画の許可を受けた事業者に「森林管理・環境保全直接支払制度」の対象として、適切に交付できるようになります。

しかし、近年では森林事業者が減少しており、森林保全が遅れている状態だと私は思っています。

原因としては、重労働のわりに給料や交付金が少ないというのが現実ではないでしょうか。

最近では労働者が確保できないという会社も増えているようで、今後の労働者確保は森林保護に大きくかかわってくるのではないでしょうか。

自然公園法とは一体なに?WIKIでは?

自然公園法(しぜんこうえんほう、昭和32年(1957年)6月1日法律第161号)は、優れた自然の風景地を保護するとともに、その利用の増進を図ることにより、国民の保健、休養及び教化に資するとともに、生物の多様性の確保に寄与することを目的(第1条)として定められた法律。

国立公園、国定公園および都道府県立自然公園からなる自然公園を指定し、自然環境の保護と、快適な利用を推進する。

2010年(平成22年)4月1日、「自然公園法及び自然環境保全法の一部を改正する法律(平成21年6月3日法律第47号)」の施行によって、国立公園および国定公園内における生態系維持回復事業に関する規定が加えられ、また「海中公園」が「海域公園」に改められた。

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki

自然環境の保護だけでなく、国民の健康促進なども盛り込まれていたとは驚きです。

以下に自然公園法の禁止行為を簡単に上げます。

・工作物の新築、改築、増築(従来あるも工作物の色彩を変更する場合も含む)

・木や竹などを伐採や損傷する

・鉱物を掘削、土石を採取する

・高山植物を採取したり、損傷する

・動物の捕獲

・当該地域に生育するものではない動植物を持ち込む

上記のようなことを犯すと、6か月以下の懲役または50万円以下の罰金

また、5年以下の懲役もしくは30万円以下の罰金などが課せられることもあります。

このような行為は一部の人間だけだと思いますが、私たちも気を付いてこれ以上環境破壊をしないように努めていきたいです。

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