日本の文化と言っても良いお座敷遊びですが、スナックやキャバクラやパブなどと違い敷居が高いと思っていませんか?
私も以前は思っていました。
しかし、夢の一つである「舞妓さん遊び」を叶えるために、調べました。そして、この情報を世の中の私と同様の夢を持った方々に伝えたいと思います。
私も単に遊びたいだけという事ではありません。仕事の接待や海外の友人などが来たときなど、日本の伝統文化を伝える一つの分野だと思います。
お座敷遊びの魅力とは

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「お茶屋遊び」という言葉を聞いたことがあると思いますが、厳密に「お座敷遊び」と「お茶屋遊び」は少し違います。
お茶屋さんで遊ぶことを「お茶屋遊び」と言い、宴席に興を添える遊びのことを「お座敷遊び」と呼びます。
芸妓さんや舞妓さんの踊りや日本の伝統楽器の三味線や寸劇など遊び方は多数あり、お店によって様々です。
私の夢は、舞妓さんにお酌をしてもらい、酔っぱらいながら舞妓さんと遊ぶのが夢です。
酔っぱらって身体を動かすのが一番楽しいです。
お酒を飲みながらボウリングなどをした経験が皆さんにもあると思います。普通にボウリングを楽しむのもとても楽しいのですが、そこにお酒が加わると何倍も楽しいです。
まだ、やったことのない方は、是非やってみてください。
芸妓さんと舞妓さんの違いとは?

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舞妓と言う言葉はよく耳にすると思いますが、芸妓と言う言葉は耳慣れないと思います。
私も以前は「舞妓さん、舞妓さん、舞妓さん」と舞妓さんと遊びたいという事だけで、そのほかのものに対しては、何もわかりませんでした。
しかし、遊ぶに当たり、少し知識をつけているとより楽しむことが出来ると私は考えています。
私は、海外旅行で行った先の歴史財産を見て、「すごいな」の一言で終わったことがあります。
それも旅行を楽しむ一つだと思いますが、私にはあまり記憶に残りませんでした。
そのため、その時から旅行に行く際は豆知識程度に調べていくようになりました。
メキシコの遺跡の多くは、暦にしたがって建造されている。そのため、暦の知識は門外不出であり、知識の豊富な人物ほど地位が高かったなど、少し知識があることによって、遺跡の見方が変わってきます。
これを読んでいただいている皆さんには、より楽しんでいただくため、今回は少し、紹介したいと思います。
舞妓さんというのは、簡単に言うと見習いの少女のことです。少女という事で、華やかな着物を着飾り、だらりの帯を締め、かんざしなど初々しい感じが特徴です。
見習い期間が終わると、襟かえという儀式を経て芸妓さんになることが出来ます。
また、芸妓さんには「立ち方さん」と「地方さん」に分かれます。「立ち方さん」が舞を担当して、「地方さん」が三味線や歌を担当します。
そのため、基本的に舞妓さんと立ち方さん、地方さんの三人で宴席を盛り上げる形になります。
三味線の味わいのある音に、透き通る声を聴きながら踊りを見ながらお酒を満喫する。一度は経験したいと思いませんか?
私は以前から夜の遊びが好きな知人にキャバクラやガールズバーに連れて行かれていました。

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そこでは、うるさい音楽が鳴り響き、暗くて周りは見えず、音楽がうるさいため会話も楽しめないようなところに生かされていました。
ランクの高いところは、それなりに知識のある女性がいて会話も楽しめるのですが、私の言っていた多くのお店は、いわゆる「大学のノリ」と言われるところでした。
キャバクラが嫌いという事ではありません。しかし、このような場所に言っていたこともあり、違った環境に足を踏み入れたいという欲望がより一層上がったのを覚えています。
気になるお座敷遊びでの楽しみ方
最初から遊びなどをすると思っている方もいますが、まずは御酌をして頂き、舞妓さんたちの卓越した会話の内容やコミュニケーションを楽しみます。基本的に40分~1時間ほど楽しみます。
舞妓さんなどは会話などを仕事にしているため、話し方や会話のもって生き方など営業の方などは勉強になるかもしれません。
話すのが苦手という方がいますが、これはある程度克服することが出来ます。
簡単に言うと、一つのことを膨らませればよいと私は思っています。一例を紹介します。
自分「好きな食べ物はなんですか?」
Aさん「リンゴです」
自分「私も好きです。アップルパイは好きですか?」
Aさん「大好きです。○○のお店のパイがおいしいんです。」
自分「そうなんですか。今度私も買ってみます。ちなみに私の好きな店は○○なんです。是非、買ってみてください。その店は○○もおいしいですよ。」
このように、一つのことを広げていくだけで、話をとぎらすことなく会話を楽しむことが出来ます。
このように、楽しむだけでなく、何かを吸収できると自身のスキルアップにもつながると私は考えています。
このようなことを知人に話すと「遊んでいる時くらい何も考えたくない」と言われてしまいます。
しかし、私は楽しめて勉強にもなる方が良いと思っています。そのため、自分が持っていなものを持っている人と話すのはとても楽しいです。
賛否あると思いますが、試してみてください
舞妓さんと会話を楽しんだら、皆さんもお楽しみの遊びです。芸妓さんが芸を披露してくれたり、踊りを楽しんだ後にゲームを楽しみます。
基本的なルールは勝負に負けた方がお酒を飲みます。私も大学時代によくやりました。私は基本的にゲーム全般が出来ません。そして、お酒を飲んで頭が回らない状態では勝てるはずがありません。
1つのゲームですべて自分が飲んだこともありました。
そのため、大学時代はお酒の席でのゲームがとても嫌いでした。
今は、お座敷遊びを経てお酒の席でのゲームを克服しようと考えています。
色々な種類の遊び方があるお座敷遊び
「とらとら」などはテレビなどでも紹介しているのをよく見ます。基本的にお酒の席での遊びなので簡単です。
しかし、いざぶっつけ本番でやるのは難しいので、訪れる前に頭に入れておくと、より楽しむことが出来るのではないでしょうか。
ちなみに、私はすでに覚えています。いつでも準備万端!あとは、行くだけの状態です!
<とらとら>
簡単に言うと、ジェスチャーを使ったジャンケンゲームです。登場するのは3名でお婆さんは杖をつく仕草、虎はよつんばいになり、和唐内はやりでつく仕草をします。

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・お婆さんは和唐内に強いが虎には弱い
・和唐内は虎には強いがお婆さんには弱い
・虎はお婆さんには強いが和唐内には弱い
これが勝敗のルールです。
これを音楽に合わせて、勝負します。個人的には虎の恰好が好きです。
<投扇興>
これも有名ですが、台座の上に「蝶」と言われる的があり、その的を扇子で倒して、その倒れ方に点数があり、点数の高い方が勝者になります。

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<金毘羅ふねふね>
台の上にはかまが置いてあり、舞妓さんと向かい合って座ります。

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・はかまを取ったら次はグーを出す
・取らなかったらパーを出す
これを「金毘羅ふねふね」を歌いながら交互に手を出して、その手を間違えたら負けになります。
<野球拳>
おなじみの遊びです。多くの方が勘違いしますが、「負けた方が脱ぐ」というルールではありません。本来は「負けた方が飲む」です。

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本来、三味線の音楽に合わせて歌い、野球の投手・打者・走者のジェスチャーをしながら、じゃんけんを楽しみます。
世の中の男性は脱がせたいと思っていると思いますが、これが本来の野球拳です。私は多少ですが、着物の着付けの知識がありますが、着物を着るのはとても大変なものです。
ここでは王道の遊び方を紹介しました。ちなみに私は「とらとら」が好きです。皆さんも絶対に負けないと言うものを身に着けて遊びに行ってみてはいかがでしょうか。
ここでお座敷遊びの参考になればと思い、いくつか動画を紹介しておきます。
いかがでしょうか。
皆さん楽しそうにゲームをしていますね。実際にやってみるともっと楽しいと思うので、ぜひ機会があれば訪れてみてください。
「どんな服装で行けばいいの?」、「一見さんはお断り!」私自身も疑問に思ったことを解決!
<一見さんお断りの理由とは>
その理由を知らない方も多いと思います。本場の京都では「おもてなし」を非常に大事にしているため、知らないお客様はその人の好みや思想等がわからないことから、お客様に最大限満足してもらうおもてなしが出来ないことが理由とされています。
また、お会計が後払いという事からも「一見さんお断り」という文化が根付いているとのことです。
これについては理にかなっていると私も思います。
<写真を撮るのは大丈夫?>
「せっかく遊びに来たので記念に写真を撮りたい」という方がいると思います。ご安心ください。記念撮影をすることはできます。存分に遊んで記念に残してください。
ちなみに、キャバクラの多くは写真撮影禁止となっています。しかし、私が沖縄で訪れたキャバクラ店は写真撮影OKでした。情報までに記載しときます。
<どのような服装で行けばいいの?>
高級レストランなどでは、ジーンズなどは禁止でスーツのみというところもあります。やはり、初めて訪れる場所での服装というのはわからないものです。
私も以前、海外旅行に行くと知人に話したところ「あまり着飾らない方がよい」と言われました。
その理由としては、「お金を持っている」と思わせないのが大事だと言われました。観光客とわかってしまうのも海外では危険だそうです。リオオリンピックが開催されていたブラジルでは、治安の悪化で地元市民ですら物を盗まれていたそうです。
しかし、お座敷遊びではフォーマルな服装でも大丈夫です。1つ注意しておかなければならないのが、基本的に靴を脱ぎ、お座敷で楽しむものなので、清潔感のある靴と靴下は必ず履くことです。
基本的に畳の上は素足厳禁です。ここだけ気を付ければ基本的には問題ないと思います。
<お値段はいかほど?>
一番気になっていた部分だと思います。私もお座敷遊びをしたいと思ったとき、真っ先に考えたのが値段です。
基本的には、舞妓さん・芸妓さん・地方さんと飲食代金が値段になります。キャバクラなどと同様で、この料金システムはお茶屋さんによってピンキリです。
しかし、舞妓さんなどの料金は人数で割ることが出来るので、利用する人数が多いほど価格を抑えることが出来ます。
初心者でも大丈夫!京都のお店を紹介、また東京でも体験ができる
多くの方に多いのが「興味はあるんですが、敷居がある」「お値段が高そうなのでいけない」などの意見をもらっています。
しかし、初心者からでも楽しめるお店は多くあります。そこで、今回は初心者でも安心していくことが出来るお店をいくつか紹介します。
<祇園 京料理 花咲>

出典:https://tabelog.ssl.k-img.com
風情ある路地の奥にお店を構えています。いくつかコースがあるため、リーズナブルに楽しめるお店になっています。
[情報]
・お店の名前:祇園 京料理 花咲
・営業時間:12:00~14:00(L.O)/17:30~21:00(L.O)
・定休日:不定休
・電話番号:075-533-3050
・料金:[夜]¥10,000~¥14,999[昼]¥3,000~¥3,999
・住所:京都府京都市東山区祇園町南側570-17
・アクセス:京阪電鉄本線祇園四条駅より徒歩5分/阪急電鉄京都線河原町駅より徒歩7分/祇園四条駅から422m
<祇をん新門荘>

出典:http://www.shinmonso.com
落ち着いている雰囲気が魅力的な旅館になっています。ここは宿泊だけでなく、日帰りでお座敷遊びを体験できます。
また、お話をメインにしたものやお座敷遊びのゲームをメインにしたもので選ぶこともできるところが初心者には魅力的な部分です。
[情報]
・お店の名前:祇をん新門荘
・営業時間:昼の部 11:30~15:00(L.O.14:00、ドリンクL.O.14:30) 夜 の部 17:30~21:00(L.O. 20:00)
・定休日:不定休
・電話番号:075-561-8011
・料金:5,250円(通常平均)/7,350円(宴会平均)/3,150円(ランチ平均)
・住所:京都府京都市東山区祇園花見小路新門前
・アクセス:JR京都駅より市バス206系統乗車約20分、知恩院前停下車徒歩3分/京阪電鉄三条駅より徒歩5分/阪急電鉄河原町駅より徒歩8分/三条京阪駅から331m
<京料理 萬治郎>

出典:http://usrimg.locoplace.biz
数々の京料理を楽しむことが出来ます。季節によって旬なものを使用しているため、季節によって料理を楽しむことが出来るところも魅力的です。
そして、このお店はお座敷に舞妓さんを呼び遊べるコースがあります。京料理とお座敷遊びを楽しみたい人にはピッタリだと思います。
[情報]
・お店の名前:京料理 花咲 萬治郎
・定休日:不定休
・電話番号:075-551-2900
・料金:平均予算 8,000円
・住所:京都府京都市東山区高台寺北門前通下河原東入ル鷲尾町518
・アクセス:京阪電鉄本線祇園四条駅 徒歩10分/阪急京都線河原町駅 徒歩15分/ 祇園四条駅から764m
<祇園 畑中>

出典:http://img.travel.rakuten.co.jp
こちらは、本物の舞妓さんと「お座敷体験」ができることから観光客に人気があります。
また、団体客がいないため、静かな京都の夜を過ごせると思います。
[情報]
・お店の名前:祇園 畑中
・定休日:無休
・電話番号:075-541-5315
・住所:京都府京都市東山区祇園町南側505 ぎおん畑中
・アクセス:京都市バス祇園下車徒歩約10分
<六本木香和>

出典:http://uds.gnst.jp
外国人観光客にもおすすめの場所です。艶やかな着物を着飾り、ショーを楽しむことが出来ます。東京という事でお座敷遊びとは少し違いますが、子供から大人まで楽しめると思います。
花魁とは明治から大正浪漫の代名詞と言われています。お江戸花魁道中は聞いたことがある方が多いと思います。
「遊女評判記」などの文学作品や浮世絵に描かれているものなど、江戸の文化として語り継がれているものです。
ショーレストランという事で食事をしながら楽しめます。最新技術を使った照明など迫力満点なので、是非訪れてみてください。
<橋楽亭>

出典:http://www.nihonbashi-hall.jp
東京の日本橋で芸者遊びを楽しめます。王道の「とらとら」や「投扇興」を楽しんでみてはいかがですか。
また、敷居の高いイメージがあり、なおかつ東京で楽しめるという事でさらに敷居が高くなりますが、価格はリーズナブルで着物も有料ですがレンタルできるため、気軽に日本の文化に触れることが出来ます。
まだ、本場には行けないけど体験してみたいと言う人には良いと私は思います。
[情報]
・営業:10時~21時
・住所:〒103-0022 東京都中央区日本橋室町2-2-1 コレド室町1 地下1階
・アクセス:東京メトロ銀座線・半蔵門線 三越前駅と直結 東京メトロ銀座線、三越口A6出口より徒歩1分 東京メトロ半蔵門線より徒歩2分 JR総武線快速、新日本橋駅より徒歩5分
・電話番号:03-3242-2334
まとめ
今まで敷居が高いとあきらめていた方々はどう思いましたか?私も以前は敷居が高く、男性の遊びだと思っていたのですが、色々調べていく中で行けないような場所ではないことがわかり、女性でも楽しめる要素がいっぱいあると感じました。
また、東京オリンピックでは多くの外国人観光客が来ることを想定すると、日本文化に触れてもらう良い機会であり、今後の観光業など経済に大きく影響を与える存在になると私はかんがえています。
これを気にこれまで味わったことのない世界に足を踏み入れてみてはいかがでしょうか。