アメリカ大統領選までの戦略、快進撃を見せる無所属候補者マクマリン氏!
アメリカ大統領選まで一か月を切り、クリントン候補・トランプ候補が最終スパートを切っています。
最終テレビ討論会が非難の応酬に終わり、手ごたえのない両者ですが、いまだクリントン氏優勢の見方が多いです。
大統領選が一か月を切り、快進撃を続けている無所属のマクマリン氏が注目を浴びています。
一部の州において、支持率がクリントン氏・トランプ氏を上回ると言う異例の事態が起きました。
私はこの結果を見て、驚きませんでした。むしろ「正当な判断である」と思ったほどです。現在、クリントン氏が大統領になってもトランプ氏が大統領になったとしても日本にはメリットがないと言われています。
そうなると、私としてはすべてを白紙に戻して、無所属候補者のマクマリン氏を支持したいと個人的には思っています。

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マクマリン氏はCIAの元職員であり、私としては候補者の中で一番まともであると思っています。
ユタ州出身という事もあり、ユタ州の一部世論調査では1位に名乗りを上げています。また、ユタ市民からは「クリントン氏にもトランプ氏にも投票できない。2人はまるで子供が騒いでいるみたい。大統領には「大人」になってほしい」という発言が出ています。
また、「マクマリン氏は他の二人に比べて、嘘をつかず、悪い経歴がない」という情報もあります。
ごもっともな意見だと私も思います。
マクマリン氏は「静観しているだけでは駄目。賢く正直なリーダーが必要」
マクマリン氏も良い発言をしていると思います。
トランプ氏は女性問題が大きく取り上げられ、クリントン氏はメール問題が支持率を低下させています。
クリントン氏に至ってはFBIが調査するところまで来ています。
これだけ問題を抱えた候補者にアメリカ大統領を任せてよいのかと私は思います。
45代アメリカ大統領になるのは、クリントン氏かトランプ氏か?
無所属のマクマリン氏は快進撃を続けているが、全米を見ると、やはり二大政党が圧倒的です。
一か月を切り、このような事態が起きるという事は、「嫌われ者同士の選挙戦」を象徴して良いと私は思います。
某企業の調査によると全米の過半数以上がクリントン氏とトランプ氏がふさわしくない候補者であると思っているようです。
しかし、現在の状況を見ると、45代アメリカ大統領に最も近いのはクリントン氏ではないかと私は思います。
今度は「予知能力」を主張するトランプ氏

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トランプ氏は「自分はテロの予知能力がある」と主張した。
この発言は、テロ事件が多発するアメリカをテロの驚異から救うと言う意味で発言したのではないかと私は思いましたが、これは逆効果ではないでしょうか。
ニューヨーク州マンハッタンで起きた連続爆破事件の時も予知していたと自慢したトランプ氏です。
しかし、推測で発言したこの行動は大統領の資質が無いと国民などは判断したと私は思います。
日本の大地震を思い出してください。ツイッタ―に投稿された一つの記事が大きな波紋を呼びました。
その内容とは、地震の影響で動物園のライオンが放たれた!という記事と一緒に道路歩いているライオンの画像が発信されたのです。
一般人のいたずらでメディアなどで取り上げられるほど大きな問題に発展します。アメリカ大統領の影響力は一般人の何百倍・何千倍にもなります。
その立場で、推測で発言したらどのようになると皆さんは考えますか?
大統領になると言うのは、発言にも大きな責任がついて回ることがトランプ氏にはわかっていないようです。
クリントン氏はトランプ氏のこのような発言を「常に言えることは、情報を入手するまで持ってから結論を出す方が賢明な選択肢だということだ」述べています。
あいまいにしていたメール問題!クリントン氏ついに終止符か!
クリントン氏の支持率を低下させていたメール問題ですが、FBIが調査していることに触れて、「あらゆる完全な事実」を公表するように強く要求しました。
クリントン氏は国務長官であったとき、私用のメールアドレスで重要な情報を送っていたことについて、これまで触れずにいました。
そのことが、国民の信頼を低下させており、支持率低下につながっていたと私は考えています。
この時期に発言したことは、とても大きなことで、これまで信頼していなかった国民が公表を要求したことにより、支持につなげる目的ではないかと私は思います。
クリントン氏とトランプ氏は「信頼に値しない」という事が大きな問題の一つでありましたが、ここにきて信頼を獲得できれば、クリントン氏はトランプ氏を大きく引き離すことが出来るのではないでしょうか。
トランプ氏の発言から「トランプタワー」の名前変更の署名集めが始まる

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これまでのトランプ氏の発言などから非難が殺到しており、ついにトランプ氏の名前がついたマンションの住人から名前変更の署名が集められはじめられました。
トランプ氏の名前がついたマンションや高層ビル、カジノは有名ですが、アメリカの一等地であるアッパー・ウェスト・サイドの高級マンションの住民たちが立ち上げた署名活動では2週間で470人弱の署名が集まっています。
トランプ氏の不人気がここまで広がっています。
このままでは、資産価値が下がると住民も思ったのではないでしょうか。私も住民の立場なら一緒の行動をしたと思います。
トランプ氏の新聞やテレビなどのメディアに対する批判がエスカレート!
暴言や失言が多く見られるトランプ氏ですが、ついに新聞やテレビなどのメディアを批判し始めました。
選挙において一番的に回してはいけない相手を敵に回したのではないかと私は思います。
現在、優勢のクリントン氏ですが、多くのメディアでクリントン氏に肩入れしていることを不公平だと発言しました。
トランプ氏はメディアを敵に回す発言をしていますが、ラジオやインターネットではトランプ氏を支持している人は多いと私は感じています。
しかし、トランプ氏の発言は止まらず、ツイッタ―で「三流記者」「うそっぱち」「負け犬」などのメディアに対する批判が止まりません。
新聞やテレビの多くはクリントン氏を支持していますが、ツイッタ―のフォロワーを見ると、クリントン氏の1005万人に対してトランプ氏は1280万人と圧倒的に多いです。
インターネット社会の現在においてはトランプ氏の大統領もあり得るかもしれません。
某メディアの世論調査の結果
10月30日ABCテレビとワシントン・ポスト紙の世論調査では、クリントン氏46%に対してトランプ氏45%とわずか1ポイント差に追い上げています。
これは、FBIのクリントン氏に対するメール調査が影響していると私は思っています。調査発表がどのように転ぶかによって今後大きく選挙戦が動くのではないでしょうか。